▼第4試合 フライ級 5分3R
〇山崎蒼空(マッハ道場)57.05kg
[2R 1分36秒 TKO]
×ベ・ジュンウ(韓国)57.1kg
フライ級で5勝0敗の山崎が、韓国のイ・ミョンジョンを相手に初の国際戦に挑む。
山崎は2024年9月の前戦PANCRASEのネオブラフライ級決勝で岸田宙大に判定勝ちで優勝。その後、12月に有川直毅と対戦予定も有川の怪我で試合はキャンセルとなっていた。
その山崎は、12月にチェ・スングクの対戦相手をSNSで募集した際に、古賀雄兵に続き、2番目の早さでBTCにコンタクトした選手。その際、「今回でなくても国際戦、日本人選手でも、とにかく強い選手と戦いたい」という強い気持ちをぶつけており、主催者は「その時から今大会に出てもらうと決めていた」という。
当初の予定では組み技系のイ・ミョンジュンと対戦予定だったが、発表前に練習中の負傷で出場できなくなり、エクストリーム・コンバットのチームメイトであるペ・ジュンウが山崎との対戦に名乗りを上げた。
ペ・ジュンウは23年12月にGladiatorで一階級上の上久保周哉とショートノーティスで戦った選手で、ベースはボクシングだが、上久保戦を経て、この間に課題だったグラップリングの向上にも努めてきたという。試合に向けて「挑戦する事が好きなのでBreakthrough Combatという新しい舞台から呼ばれて本当に嬉しいです。以前は上久保選手と試合をしましたが、今回の相手の山崎選手も負けなしの強者と聞きました。傷だらけになる覚悟で試合するので応援宜しくお願い致します」と覚悟を表明。
対する山崎は「今回Breakthrough Combatに参戦させていただきありがとうございます。世界を見据えてここで戦えることを光栄に思います。この先を見据えたパフォーマンスをするので楽しみにしていてください」とコメントした。
1R、山崎の後ろ廻し蹴りの打ち終わりに組んだジュンウに首投げの山崎。しかし脇差すジュンウは立ち上がり。脇差し押し込みに小手巻き、ヒジを落とす山崎。最後にギロチンで回してゴング。
2R、左右の打撃で前に出る山崎はシングルレッグテイクダウンからバック。リアネイキドチョークを狙い、最後はバツクマウントからパウンドをまとめるとレフェリーが間に入った。
山崎は「久しぶりではないですけど焦ってしまいました。世界目指してるんで強いやつとやっていきます」と力強く語った。












