▼第4試合 無差別級 サブミッション・グラップリング
〇マルセロ・ガウッシア(ブラジル)173.50 lbs(78.69kg)
[4分49秒 ノースサウスチョーク]
×今成正和(日本)158.75lbs(72.00kg)
サブミッショングラップリング無差別級で、今成正和(日本)とマルセロ・ガウッシア(ブラジル)が対戦する。無差別級戦ゆえ、6.6kg差の対戦。
“マルセリーニョ”ことマルセロ・ガウッシアはブラジリアン柔術、そしてグラップリング界のレジェンド、約15年ぶりの試合復帰となる。
4度のADCC世界王者、5度のIBJJF世界王者であり、BJJの“GOAT”として広く知られているガウッシアは、2011年のADCC世界選手権でほぼ完璧なサブミッション・レートで金メダルを獲得し、頂点に立つと、米国ニューヨークにアカデミーをオープン。コロナ禍に伴い、ハワイに移住し、現在、41歳の彼は家族と過ごし、ニューヨークとハワイにあるワールドクラスのアカデミーを成長させることに力を注いできた。
そして子供達の成長とともに、試合復帰への意欲が湧いてきたという。しかし2023年初頭、食事中に違和感を感じたガウッシアは、念のため検査を受けた結果、胃がんと診断され、手術へ。治療の末に寛解し、試合復帰する。
今成はONEでは、MMAでラディーム・ラフマン、クォン・ウォンイルに連続一本勝ち後、2022年4月のグラップリング戦でマイキー・ムスメシに1R リアネイキドチョークで敗れた。
国内MMAでは、2021年10月のRIZINで春日井“寒天”たけしに腕十字で一本勝ちも、芦田崇宏、鈴木千裕に判定負け。2024年2月の前戦で摩嶋一整に2R 腕十字で一本勝ちしている。
1R、ケージまで下がり、あえて金網を背にする今成。ガウッシアは左手を掴んで引き寄せてシングルレッグでテイクダウン。ハーフガードの今成。ガウッシアは腰を上げて左ヒザを抜くと再びからむ今成。上半身を押さえるガウッシアに、下からニンジャチョークを狙う今成。
首を抜くガウッシアはサイドにパス、上四方狙いからマウントで肩固めへ。腕を組んで防ぐ今成に再び上四方で逆時計回りで左脇を挟んで必殺ノースサウスチョークへ。ブリッジで防ごうとする今成を押さえて絞めて極めた!
HE'S BACK 🥋 Fresh off of beating cancer, Marcelo Garcia submits fellow grappling legend Masakazu Imanari via north-south choke! #ONE170 | 🔴 LIVE NOW
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涙で勝ち名乗りを受けたマルセリーニョは、「子供の前で試合したのは初めて。(闘病を乗り越えたのは?)愛がすべてだ。問題が起きたらみんながわかちあうこと。みんなで支え合った。ほぼ14年間、戦ってなかったから、今後たくさん戦っていく。次はすぐにでもやりたい。復帰戦の相手は青木真也がよかったんだ。青木真也と戦いたい」と、ADCC2005以来の再戦を希望した。
A true inspiration 🙏❤️ How soon would you like to see BJJ GOAT Marcelo Garcia back in action?#ONE170 | 🔴 LIVE NOW
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