▼第7試合 ライト級 ムエタイ 3分3R
〇シンサムット・クリンミー(タイ)
[1R 2分34秒 TKO] ※3ノックダウン
×ナウゼット・トルヒーリョ(スペイン)
シンサムットはムエタイジムを営む家庭に生まれ、4歳から練習を開始。兄は海外で活躍し来日経験もあるスッドサコーン。21歳で徴兵されるとボクシングでナショナル王者にも輝き、2019年の国際ミリタリースポーツカウンシルでのトーナメントではオリンピックボクサー2人から勝利を収めた。兵役を終えてムエタイに復帰すると2022年3月にONE初参戦を果たし、ニキー・ホルツケンをカウンターの右でKOした。2022年10月にはONEムエタイ世界ライト級王座決定戦をレギン・アーセルと争い、判定2-1の僅差で敗れ、2023年3月の再戦でのタイトルマッチではKOで返り討ちにされた。その後は2勝2敗で現在連敗中。
ナウゼットは2023年8月の『ONE Fight Night 13』に初参戦してルンラーウィーに判定負け。2024年2月の『ONE Fight Night 19』でリアム・ノーランに判定勝ちして今回が本戦初出場。
1R、前へ出ていくのはシンサムット。左ミドルを蹴ってジャブ、ワンツー。トルヒーリョは前へ来るところを左フックで迎え撃つが、シンサムットに入られてのワンツーをもらい、さらにワンツーでダウンを奪われる。
一気に詰めるシンサムットが右フックでダウンを追加。パンチで襲い掛かるシンサムットにトルヒーリョはパンチとバックスピンエルボーで抵抗するが、シンサムットの右ヒジをまともにもらって最後のダウン。シンサムットが圧倒TKO勝利を飾った。