▼第3試合 44.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級王者)
判定3-0 ※30-27×3
×撫子(GRABS kickboxing studio/ミネルヴァピン級王者)
MISAKIは2016年3月にプロデビュー、“猪突猛進女子”の異名通り、最初から最後までガムシャラに攻め続ける驚異のスタミナを武器に勝ち続け、2017年12月に寺山日葵を破ってJ-GIRLSミニフライ級王座に就いた。2020年8月にはぱんちゃん璃奈とREBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦を争うも判定負け。
2021年に入ってからは的確性を重視したファイトスタイルにチェンジし、12月のSB日本女子アトム級王座決定戦で勝利して王座に就いた。2022年12月にはRISEで宮﨑小雪との女王決戦、2023年2月には小林愛理奈と対戦もいずれも敗れた。6月にホンヨックに初回KO勝ちして再起を飾ると、11月にK-1のチャン・リーからダウンを奪って勝利するなど3連勝を飾ったが、6月の前戦では『ムエタイスーパーファイト』でキャリア初のヒジありムエタイルールに挑んだがムエタイ強豪モンクットペットに敗れた。戦績は23勝(5KO)10敗1分。
復帰戦の相手となる撫子は、元キック8冠王TOMONORI会長の薫陶を受け、2023年3月に藤原乃愛にプロ初黒星を付けてミネルヴァ ピン級(-45.36kg)王者となった。女子キック最軽量となるペーパー級(43.09kg)でもトップの実力を誇る。藤原戦では組みの強さも見せたが、SBルールにも適応できるか。
1R、ローの蹴り合いから始まり、MISAKIは早くも左右ボディを打って行く。右カーフを蹴るMISAKIは撫子がローを蹴り返してくると右ストレート。MISAKIは右ロー、左フック、、ヒザ、そして首投げと流れるような動きでシュートポイント(1点)。左ボディを狙っていくMISAKIは右ストレートも。撫子はワンツー。
2R、MISAKIが右カーフからワンツー、撫子は下がりながらの右ロー。MISAKIがジャブ、左ボディ、右フック。その後も前へ出てパンチからヒザ蹴りで攻め続けるMISAKIに撫子も左右フックを返すが、いい形でMISAKIに組まれてしまいヒザをもらう。
3R、MISAKIがワンツーを軸に左フックを打つと撫子も打ち合いに応じる。MISAKIは出入りしてワンツー。左ミドルからヒザ蹴りに持ち込むMISAKIは右ストレートも打ち込む。MISAKIはワンツーからのヒザ蹴り。最後はMISAKIがラッシュをかけて撫子にコーナーを背負わせた。