▼第1試合 70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級1位)
判定3-0 ※30-27×3
×ピラポン・ノーナクシン(タイ)
都木は新極真空手出身で2015年の全日本ジュニア大会、2016年の全関東空手道選手権大会・中量級で優勝して頭角を表し、2017年には全日本フルコンタクト空手道選手権大会(JFKO)中量級でベスト8に入賞した。2021年2月にはDEEP☆KICK -70kg級王者の稲井良弥との無敗王者対決で判定負けを喫し初黒星となったが、9月の『Bigbang』では第7代Krushウェルター級王者・山際和希を3R TKOで下し再起を果たしている。SB初参戦で村田義光に判定勝ちすると、2024年2月にはRYOTAROにも判定勝ち。8月にはロクク・ダリから延長戦で勝利、10月には風間大輝にTKO勝ちして戦績は10勝(6KO)2敗。
ピラポンはサウスポーで左ミドルと前脚の前蹴りが上手いテクニシャン。今年9月には他団体のリングで上位ランカーと対戦し完封して見せた。戦績は41勝20敗5分。
1R、サウスポーから左ミドルと前蹴りのピラポンに都木は前へ出てロー。ピラポンはロープを背負って蹴り主体、都木は飛び込んで左ボディを打つ。終盤は組みの展開でヒザを蹴り合った。
2Rも前へ出る都木だがピラポンに組まれてヒザをもらう。ならばと都木は左ボディ。都木が前蹴りをボディに突き刺し、すぐに左ヒザ。都木はボディへのパンチで畳みかけるが、ピラポンは組みに持ち込む。左フックからヒザのピラポンに都木も左ヒザを突き上げ、左ボディを打つ。首相撲からの首投げは不発。ロープを背負いながら左アッパー、左フックを打つピラポンへ都木は自ら首相撲に持ち込んでヒザを連打する。都木が首相撲から右ヒザをアゴへ突き上げてからの右フックでダウンを奪った。
3R、右フックをもらったピラポンは逆に首投げを仕掛けるも不発。都木は前蹴りでボディを蹴り、ワンツー・スリーもボディへ。ピラポンは身体を丸めて耐え、都木が近付くと組んでしまう。顔面へも前蹴りを放つ都木。徹底的に組み付いて抱え込むピラポンに都木は攻めあぐね、時間切れ。