▼第7試合 スーパーフライ級(52.16kg) OFGムエタイルール 3分3R ※ヒジあり
〇吉成名高(エイワスポーツジム/WBCムエタイ ダイヤモンドスーパーフライ級王者、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者)
TKO 1R 2分57秒 ※レフェリーストップ
×バックチョー・シックンナ(タイ)

名高は昨年7月にラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を獲得し、外国人として史上初のラジャダムナン2階級制覇王者に。その後も快進撃を続け、8月にはタイ『RWS』のメインイベントでフライ級タイトル初防衛戦を行い4RでKO勝ち、12月のRWSではラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級暫定王座決定戦で勝利し3階級制覇。今年2月には正規王者プレーオプラーオとの統一戦にも勝利し、正規王者に。7月のジョムホートとのタイトルマッチでも圧倒的な差を付けて勝利、2度目の防衛に成功した。

9月のWBCムエタイ ダイヤモンド スーパーフライ級王者決定戦では、プレーオプラーオに勝利しているペットアヌワットを2RKOで葬り、10月にはクンクメールとの対抗戦で3RKO勝ち。12月1日のRWSではペットヌンに大差判定勝ちして3度目の防衛に成功したばかり。現在驚異の34連勝を誇る。

対戦するバックチョーについては「スックパランマイという興行に出ている選手で、背が高くてミドルを蹴って来て近付くとヒジを合わせるスタイルです。でもスピードに関しては僕の方が一枚も二枚も上手だと思うので、上背がある選手ですが自分のスタイルを貫けば勝てる相手だと思っています」との印象を語っている。

1R、名高は左ミドル、右ロー。名高の左ストレートにはバックチョーが右ハイを合わせに来る。名高が左ボディストレートを打つと、バックチョーが右ストレートのカウンターで名高をのけ反らす。バックチョーはジャブを突き、名高は左ストレート。


名高は左三日月を蹴ってからの左ハイ、バックチョーの蹴り足をキャッチすると左ボディストレート。そして飛び込むと同時に左のフェイントから右フックでダウンを奪う。再開後、すぐに名高が左の蹴りをフェイントにして飛びヒザ蹴り、これが見事に決まり、レフェリーがストップ。名高の鮮やかなTKO勝ちとなった。

35連勝を飾った名高は「今回12月1日の防衛戦のあと3週間空いてなくて、不安があって練習がいつもより出来てなかったりアクシデントもあったんですけれど、応援してくれた皆さんのおかげでいい結果を残すことが出来ました。ありがとうございます。今回初めてのOFGで試合をやらせていたんだいたんですが 凄くスリリングで楽しかったです。来年は変化の年なので来年の自分に注目していただけると嬉しいです」と語った。


