▼第8試合 58.0kg エキスパートクラスルール 3分3R 延長無制限R
〇山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)
TKO 1R 2分31秒 ※3ノックダウン
×シッティチャイ・ソー・デチャパン(タイ/ソーデチャパンジム)
虎矢太は2019年8月にデビューすると、心直、佐藤執斗、有井渚海らを破り連戦連勝。2023年2月には植山征紀をKOで破り、無敗のまま王座に就いた。2023年は6月にタンワレック・ルックサウンを1R KOで仕留めると、9月はパク・ヒョンウもKO、11月にはテーパプットに判定勝ちと13戦13勝と無敗街道を驀進していたが、2024年3月のRISEで大森隆之介のバックハンドブローに失神KO負け。初黒星を付けられた。6月に森岡悠樹を初回TKOして復活。10月には内藤凌太に判定勝ちで戦績は15勝(10KO)1敗。
対戦するシッティチャイはまだ20歳と若く、2024年1月ににONE Friday Fightsに初参戦したがカイムッカオに2RでTKO負けしている。
1R、前に出る山田がシッティチャイをロープ際へ詰めると得意の左ボディ。ジャブから右ストレート、そして左ボディと攻める山田。シッティチャイもパンチを打ち返してくるが、山田が的確に右ストレートから左ボディを打ち抜いてダウンを奪う。
一気にパンチをまとめる山田が左ボディから首相撲のヒザ蹴り連打で2度目のダウン奪取。シッティチャイも強気にパンチを打ち返すが、山田の左右フック、左ボディ、右フックにコーナーへ詰まる。山田の右ミドルからの右ストレートがクリーンヒットし、左フックからまたも右ストレートを打ち抜いてKO勝ち。
山田はマイクを持つと「2回倒した後、持ち直してきて気持ちが強いと思いました。3月に初めて負けて負けから始まった2024年でしたが、皆さんの応援で年末にKOで締めくくることが出来ました。ありがとうございました」と話した。