▼第9試合 58.0kg エキスパートクラスルール 3分3R 延長無制限R
〇山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
判定3-0 ※28-26×3
×カオムーカイ・ペットシームー(タイ)
山田ツインズの兄・彪太朗は2019年8月にプロデビューすると4連勝(無効試合を挟む)を飾ったが、2021年4月に翔に初黒星を付けられた。2022年11月の次期挑戦者決定トーナメントで優勝。12月のRISEとの対抗戦で門口佳佑戦に逆転負けを喫したが、2023年4月に川上叶に勝利してSB日本フェザー級王者となった。その後は6月にオートー、11月にヨードタノン、2024年2月にペットシートーンとムエタイを相手に3連勝。2024年4月にKNOCK OUTからの刺客・栗秋祥梧に判定勝ち。6月のKNOCK OUTでの龍聖戦前に指を切断しかけるほどの重傷を負って欠場したが、10月に一仁を初回KOして再起。戦績は17勝(6KO)3敗1無効試合。
当初、山田はレームシン・ソー・デチャパン(タイ)との対戦が発表されていたが、ンガオパヤック・アドソンパトン(タイ)に変更、さらにカオムーカイに変更となった。
1R、両者軽快なフットワーク。カオムーカイは左右ミドル、山田は左右ボディと前蹴り。山田は簡単に入り込んで左ボディと左右ショートフック。右の三日月でボディを効かすと顔面への右ヒザでダウンを奪う。立ち上がると右フックを打ちカオムーカイだが山田に左三日月を蹴られるとボディをかばう。右フックからの左フックでダウンを奪う山田。カオムーカイがパンチを打ち返して打ち合いとなり、初回終了。
2Rが始まるといきなりの足を止めての打ち合い。カオムーカイは組み付いてのヒザ。勝負をかけるカオムーカイが右ストレートを打ち込み、首相撲に持ち込むとヒザ蹴り。ワンツーで前に出るカオムーカイに山田が左フック。山田は前へ出ようとするカオムーカイをジャブで迎え撃ち、左ボディを打つがカオムーカイは首相撲からのヒザ蹴り。山田の右にカオムーカイが右ストレートのカウンターをヒットさせてダウンを奪い返す。左ハイを蹴る山田にカオムーカイは前へ出て右ストレートを狙う。
3R、カウンターのジャブを当てる山田にカオムーカイは首相撲を多用して山田の体力を奪いに行く。カオムーカイの左ミドルをキャッチした山田は軸足刈りで転倒させる。山田が右ボディからの左フック、左ハイも蹴る。カオムーカイは左ミドルを蹴るが手数が少なく、山田が前へ出て攻める。山田が攻勢のまま試合終了。