▼第5試合 66.0kg RIZIN MMAルール5分3R
×白川ダーク陸斗(JAPAN TOP TEAM)
一本 1R 1分15秒 ※アームバー
〇奥山貴大(NEXSOPORTS/GSB/SB日本ウェルター級王者)
白川はRIZINで朴光哲、青井人、山本琢也に3連勝後、中原由貴に判定負け、ライト級で矢地祐介に一本負けと2連敗も、2024年7月DEEPでの中村大介との接戦を制し、再起を遂げた。2024年11月の『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』ではマゲラム・ガサンザデ(アゼルバイジャン)に判定負け。
奥山は長らくSB日本ウェルター級トップ戦線で活躍し、2022年6月のSB日本ウェルター級王座決定戦で村田義光と対決。奥山は柔道仕込みの大腰で2度のシュートポイントを奪うなどで差を付けて念願の王座を獲得した。その後はチェ・ヒョンソク、青谷秋未に勝利し、2024年6月にはイモト・ボルケーノを破り初防衛にも成功。5連勝をマークしていたが9月のNJKFで亜維二に判定負けを喫した。戦績は17勝(6KO)7敗。
1R、先に中央を取る白川に、素足でキックパンツの奥山は左ジャブで押し戻すと、右フックをヒット。白川も右オーバーハンドを返すなどスタンドの展開から。
さらに右のフェイントからシングルレッグへ。それをロープにバウンドしながら切った奥山はがぶりから右ヒザ。右で差してロープまで押し込む白川は両差しで背中ごしにクラッチを組むと、差し上げるより両手で顔を剥がそうとする奥山は右ヒジ。
しかしボディロックで引き寄せた白川は右の小外がけでテイクダウンへ。しかし左ヒザを着いて着地した奥山は、右足で白川をまたいでバック狙いから腕十字へ。
差していた左腕を残したままで亀になる白川の顔に足もかけた奥山は左手一本で白川の左手首を掴むと、白川は身体をまたいで外そうとするが、その際で左に回した奥山は、白川を前転させて仰向けにさせて腕十字へ。
両足の間に白川のヒジは深く入っており、奥山は親指を上にして伸ばすと、白川がタップ。奥山が75秒、一本勝ちした。
番狂わせを起こした奥山は「白川選手、試合を受けてくれて本当にありがとうございました。MMAどうですか? いい試合できましたかね。MMAファイターとしてはまだまだなのでこれから上を目指していくので注目お願いします」とアピールした。