▼第9試合 GRACHANライト級選手権試合 5分3R
〇林RICE陽太(reversal gym osaka anne)王者 70.15kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ロクク・ダリ(TRI.H Studio/同級1位)挑戦者 70.35kg(0.5kgオーバー)→クリア
※林が王座防衛
ダリは2024年5月に能登崇に判定勝ち後、SBルールにも挑戦している。対する林RICEは、2024年4月に韓国ROAD FCでパク・シウォンに敗れて以来の復帰戦となる。
林は「12月22日に、試合が決まりました。いろんなことが変化した年の締めくくりにリベンジマッチでのタイトル戦になります。前回負けた相手に今回は勝つ! 2年前とは違う自分を見せたいと思います。正規王者になります!」と意気込みを投稿している。
両者は2022年12月に一度対戦しており、その時はダリが判定勝ちを収めている。ダリ戦の敗北から5連勝して暫定のベルトを巻いた林が、再戦で正規王者となるか。
林「しっかり練習で準備してきたので、それを試合で出せるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
ダリ「準備は全部大丈夫です。明日はベルトを持って帰ります。それだけ。みんなが盛り上がるように1R KOで行きます」
1R、ともにサウスポー構えから、林の左オーバーハンドを潜ってシングルレッグテイクダウンはダリ。ブレーク。林の左ローに左を合わせるダリ。蹴り足を取ってテイクダウンすると、立つ林にシングルレッグテイクダウン。下の林は四角から両足を伸ばしてヒザ裏で抱えて狙いもホーン。ジャッジ2者がダリ支持、1者が林支持。
2R、左オーバーハンドから組んで右足かけて崩しながらバッククリンチ狙う林。ブレーク。林のオーバーハンドを見切ったダリは左右連打で前出るも組んだ林はバックテイク、引き込み、ツイスター狙い。しかし正対に成功したダリが上に。オープンガードの林はクローズドに。ダリはインサイドから細かいパウンド狙い。ジャッジ2者ダリ、1者は林支持。
3R、林の右を潜りダブルレッグで持ち上げテイクダウンのダリ。林の下からの仕掛けをかつぎ。足を戻す林の立ち際にバック狙うが足かからず、上になる林。下からかんぬきのダリに右を抜いて細かいパウンドの林。バックからリアネイキドチョーク狙いも防御のダリ。レフェリーはグローブを掴むなと注意。最後は林がパウンドもホーン。
判定は、林29-28×2、ダリ29-28の2-1で林が勝利。接戦を制し、王座防衛に成功した林。ダリ陣営のブーイングのなか「いつも指導している代表や練習仲間、ありがとうございます。まだまだ僕も発展途上でみんなに認めてもらえるような選手になれるように頑張ります」と語った。