▼第5試合 ライト級 5分2R 延長1R
×小谷直之(ロデオスタイル/同級5位)70.60kg
[2R 1分13秒 TKO] ※パウンド
〇草訳駿介(リバーサルジム立川ALPHA/同級6位)70.55kg
MMA37勝19敗7分のベテラン小谷直之は42歳。2023年2月の原口伸戦、同10月の林陽太戦でいずれもTKO負けしており、4年3カ月ぶりのMMA白星を掴めるか。
小谷とはZST繋がりの金原正徳の弟子・草訳駿介は27歳。191cmの長身を活かし、2023年12月から怒涛の3連勝も、2024年9月大会では、芳賀ビラル海の負傷欠場により急遽、植田豊と対戦し、一本負け。実力者相手に再起なるか。
小谷「身体作りは寒さもあって上手くいかないところもありましたがなんとか試合まで持ってこれたので、とりあえず自分くらい(のキャリア)になるといつまでやるか分からないので、出し尽くすような試合をして頑張りたいと思います。(草訳は)向かい合ってリーチがあるなと思いました。自分らしく出し切った試合を、サブミッションを狙った試合をしたいと思います」
草訳「(小谷は)力が、ムキムキだなと。(ZST時代から小谷を知る師匠の金原正徳は)厳しい戦いになると言われていて、そこを約1カ月半くらいずっと意識して練習してきました。今回、粘り勝ちしようかなと思っています。キツい戦いになると思って練習してきているんで、前回のようにならないように勝ちます」
1R、小谷のシングルレッグからの2度のボディロックテイクダウン、マウントをシザーズで返し、腕十字にも足をかけて抜ける草訳。小谷のシングルをつぶして左右で前進、トップ奪い、パウンドもゴング。
2R、草訳の左右に右で差して組んだ小谷。投げに小手で残して上を取った草訳は腕十字狙う小谷に強いパウンド! 効かされた小谷の動きが止まり、草訳がさらにパウンド連打でレフェリーが間に入った。
試合後、草訳は「めちゃくちゃ怖くて、同じ負けをするかと」と涙も、会場にいたビラルに「ビラル君、次」と呼びかけると、ビラルは林の名前を出し、草訳は「要相談で」でマイクで語った。