▼ライトヘビー級 5分3R
×ヴォルカン・オーズデミア(スイス)20勝8敗(UFC8勝7敗)206lbs/93.44kg
[判定0-3] ※27-30×2、28-29
〇カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)11勝1敗(UFC7勝1敗)※UFC7連勝 205.5lbs/93.21kg
ライトヘビー級。オーズデミア8位、アルバーグ10位。
オーズデミアは2017年にUFCデビューすると、半年で3試合し3連勝。翌年ダニエル・コーミエのタイトルに挑戦したが2RKO負け。ここまでUFC8勝6敗で、イリー・プロハースカのUFCデビュー初戦の対戦相手も務めたが、2RでKO負けした。直近はボグダン・グスコフとジョニー・ウォーカーに2試合連続で1Rフィニッシュ勝利している。バックボーンはキックボクシング。35歳。
ニュージーランドのアルバーグは元キックボクサーで、MMAとキックの二刀流から2020年にMMAに完全転向した。転向初戦がDWCSで、勝っていきなりUFCと契約。初戦のケネディ・エンジーチュクー戦は1Rにパンチ・キックでラッシュしたがスタミナが切れ、2Rに逆転KO負け。MMAの洗礼を浴びたが、そこから6連勝中。前戦でランカーのアロンゾ・メニフィールドと対戦すると、ゴング後いきなり飛び込んできたメニフィールドからパンチでダウンを奪って12秒でKO勝ちし、ランキング入りを果たした。34歳。
1R、両者オーソドックス。オーズデミアが詰めるとカーフキック。アルバーグの蹴りがローブローになるが、すぐ続行させるオーズデミア。圧を掛けていく。サークリングするアルバーグ。またカーフキック。しかしアルバーグのパンチがヒットし一瞬ぐらつく。オーズデミアのローでスリップしたアルバーグ。オーズデミアは立ち際に飛びヒザを狙ったがかわされた。また詰めていくオーズデミア。ケージに詰めて左フックから右ストレート。アルバーグのカーフキックにジャブを合わせたオーズデミア。圧を掛けてサークリングしたアルバーグに左フックをヒット。また圧を掛けるオーズデミアだが、出たところにアルバーグが左右のパンチを入れる。残り1分。アルバーグが圧に下がらなくなりパンチを打ち込んでいく。オーズデミアカーフキック。アルバーグは左右のボディから右ハイを入れる。前に出たオーズデミアが左フックから右ハイを打ち込んだ。ホーン。
2R、カーフを蹴るオーズデミア。アルバーグもカーフを返すとぐらついたオーズデミア。また詰めてきたオーズデミアだが、アルバーグは飛び込み際にカウンターの左フックを合わせる。ケージ際で左右のステップからまた左フック。ジャブから左右のフックをヒットさせるアルバーグ。オーズデミア、飛び込みが読まれて左フックを合わせられている。右から左ボディを入れたアルバーグ。オーズデミア左フックをかわされるとバックブローにつなげたがヒットせず。アルバーグのワンツーをもらう。オーズデミアのカーフキックに右を合わせたアルバーグ。オーズデミアは追っていくがステップでかわされる。有効打は五分だが、オーズデミアは空振りが増えてきた。詰めるオーズデミアにジャブを入れるアルバーグ。2R終了。
3R、詰めるオーズデミアにジャブを合わせるアルバーグ。サークリングするアルバーグを追っていく。左右のフックがヒット。オーズデミア初めてタックルに入ったが切られた。右フックをもらいふらついたオーズデミア。ジャブを被弾しながらも詰めるオーズデミア。アルバーグはワンツーから左フックをヒット。ジャブの手数を増やしてきたアルバーグ。オーズデミアまたタックル。アルバーグが受け止めて逆に寝かせようとする。立ち上がって離れるオーズデミア。しかし消耗したか。最後に手数を増やしてきたアルバーグに対し、オーズデミアの攻撃は単発に。タイムアップ。
#UFCMacau Official Result: Carlos Ulberg (@UlbergCarlos 30-27, 30-27, 29-28) defeats Volkan Oezdemir by Unanimous Decision.
— UFC News (@UFCNews) November 23, 2024
Complete Main Card Results ➡️ https://t.co/TC2gv8gXg6
30-27×2、29-28の3-0でアルバーグが判定勝ち。これで7連勝をマーク。試合後のマイクで「相手がタフだった。相手の距離に入っていくとKOされるから難しかった。相手の隙を狙って削っていったよ」とコメントした。