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【UFC】ヤンがフィゲイレードとの5R激闘制す「メラブ、次にやろうじゃないか」、シャオナンがリッチの組みを完封、サリコフがまたもバックスピンキックKO、ワン・ツォンが失神負け、フライ級ヘルナンデスがニャムジャルガルに初黒星つける、カヴァナが無敗対決制す、『RTU』はスヨン、ドンフン、ミンが優勝

2024/11/23 16:11

▼ライトヘビー級 5分3R
〇ジャン・ミンヤン(中国)18勝6敗(UFC2勝0敗)ROAD TO UFC出身 205lbs/92.99kg
[1R 2分25秒 KO]

×オジー・ディアス(米国)9勝3敗(UFC0勝1敗)205lbs/92.99kg

 ライトヘビー級。

 ミンヤンは2022年の第1回『ROAD TO UFC』第1試合で1RKO勝ちし、『ROAD TO UFC』からのUFC契約第1号選手となっている。昨年は怪我や中国大会中止などで試合が流れ、今年2月にようやくUFCデビュー。相手もUFCデビュー戦のブレンドソン・ヒベイロで、序盤ヒベイロのパンチを被弾したものの、かまわず打ち合ってパンチ三連打を打ち込んでKO勝ち。打たれても引かない気持ちの強さと殺傷能力の高い打撃が武器だが、ディフェンスの甘さはこれから上を目指す際の不安要素となる。26歳。

 ディアスはLFAでミドル級王座を獲得すると、2022年にミドル級でDWCS出場。しかしアグレッシブファイターの代名詞的存在のジョー・パイファーに2RKO負けでUFCとの契約はならず。その後ライトヘビーに階級を上げ、LFAで2試合連続KO勝ちし、今回UFCデビューのチャンスを掴んだ。キャリア9勝(7KO・2一本勝ち)2敗で、勝っても負けても2R以内に決着している。34歳。

 1R、両者オーソドックス。サイドキックを入れたミンヤン。カーフキック。ディアスがジャブを放つとバックステップで距離を取るミンヤン。ミンヤン飛び込んで左フック。またカーフキックを入れる。ジャブ。ディアスもジャブを返す。ミンヤンジャブのダブルから右ストレート。ディアスも右オーバーハンドを打ち込む。ディアスが出るところにミンヤンの左ヒジがヒットしディアス後方にダウン!すかさずパウンド!亀になったディアスにパウンドを打ち込み続けKO!

 1R2分25秒、ミンヤンKO勝ち。キャリア18勝すべてが1Rでのフィニッシュ。勝ったミンヤンは「1つのボーナスでは足りない。ダブルボーナスが欲しい。みんなのためにもっといい試合をしたい。デイナ、次はトップ15か、マネーファイトを戦わせてくれ」とマイク。

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