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【DEEP】メインの赤沢幸典は110.5kgで計量「やっと戻ってきた」vs.Guts「良い試合になる」、阿部大治vs.小林ゆたか、神酒龍一vs.ナカムラ、元Krush王者アニンタ・アリ「必ずKOで一番記憶に残る試合を」vs.中谷優我「DEEPに中谷あり」=DEEP TOKYO計量

2025/11/22 16:11
 2025年11月23日(日)、東京・ニューピアホールにて昼夜で開催されるDEEPの昼大会『DEEP TOKYO IMPACT 2025 5th ROUND』の前日計量が22日、都内にて行われた(※夜大会は『DEEP JEWELS 51』)。 ▼DEEPメガトン級(5分3R)赤沢幸典(フリー)6勝6敗 110.50kgGuts(リバーサルジム立川ALPHA)3勝0敗 103.00kg  2025年7月の『BreakingDown16』で大相撲の元大関・把瑠都を相手にダウンを奪うなど判定勝ちで格闘技復帰を果たした赤沢幸典のMMA復帰戦が組まれることになった。  DEEPチャンネルで佐伯繁代表は、今回の赤沢の復帰について、「結構早い段階で会って話をして、その時に『お前がしっかりと綺麗な体でもう1回格闘技に向き合うんだったら、俺は、人間やっぱり謝ちもあるし、いろんなことがあるからチャンスを与える。ただやっぱりそれがすぐっていうわけにもいかないし、タイミングを見て考えなさい』と話をしていました。  それで夏に赤沢から『MMAに復帰したい』という話がありました。まずドーピングの検査をということで、8月頭に検査をしました。米国の(ドラッグテスト)機関に(検品を)送って、検査をしてもらった結果、問題ないというのが、9月に出た。その結果を持って僕はチャンスを僕は与えようと。11月23日のDEEP TOKYOで彼の試合を組もうと思ってます」と、すでに8月にドラッグテストを行った上で、試合を組みたいと説明した。  続けて、佐伯代表は、赤沢の対戦相手探しが難航するなか、対戦相手を公募すること、そして今回の試合後に、対戦相手も含め両選手のドラッグテストを行うことなどを発表した。 「なかなかやっぱり彼の、いろんな状況の中で対戦相手が正直言って、今見つかってない。過ちを犯かした彼に対してと試合したくないとかいろんな思いもあると思うし、もしもこれを見てる人で『俺がお風とやってやる、倒してやる』という人間がいるんだったら連絡ください。条件として、試合が終わった後、赤沢選手と対戦相手にドーピングテストをします。通常、ウチも時間の問題とかでやっていないけど、こういう状況になってるんで、今回に関してはお互い(ドーピング検査を)するっていう条件でやります」(佐伯)  佐伯代表の発表に同席した赤沢は、「昨年、色々僕の問題で世間を騒がせてしまい、格闘技ファンの皆さんに多大なご迷惑をおかけして改めて申し訳ございませんでした。今回、佐伯代表から、ドーピング検査をクリアするんだったらもう一度チャンスをいただけるということで、自分自身、ずっとMMAやってきたので、MMAに復帰したいので、今後とも応援よろしくお願いします」とコメントしている。 赤沢「日本格闘技界ただいま、やっと戻ってきました。明日はメインメントを選んでもらったんで、メインイベントの仕事らしく、一撃でフィニッシュするような試合をするんでよろしくお願いします」 Guts「明日が楽しみです。良い試合になることを願っています。これまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」 [nextpage] ▼DEEP ウェルター級 5分3R 阿部大治(TITAN GYM)77.40kg小林ゆたか(夕月堂本舗)77.10kg  ウェルター級で、3連敗中の阿部大治(TITAN GYM)と、2連勝中の小林ゆたか(夕月堂本舗)が激突。 (C)ZFN  阿部は、24年2月のRIZIN佐賀大会で押忍マン洸太に1R 右フックでKO勝ちしたが、6月のDEEPで嶋田伊吹に1R リアネイキドチョークで一本負け。10月のFIGHT CLUBでのOFGキックでコントゥアラーイを相手に判定勝ちしたが、2週間後のJAPAN MARTIAL ARTS EXPOでユン・テヨンの左ヒジ打ちによるカットで2R TKO負け。25年4月の前戦・韓国のZFNではジャン・ユンサンに3R TKO負けし、MMA3連敗中。33歳。  対する小林は、24年4月のDEEP名古屋で岡田充広に判定勝ち後、富松恵美との結婚を報告。11月に前田啓伍に1R TKO負けも、25年4月のDEEP浜松大会で。8月のACFベトナム大会でも韓国のユン・ジェオンに1R キムラロックで一本勝ちし、2連勝している。40歳。  崖っぷちの元DEEP&PANCRASE王者の阿部が再起するか。遅咲きの小林が大物食いするか。 阿部「バッチリ仕上がってるんで、明日、バチバチの面白い試合をしたいと思います」 小林「刻は来た。明日は昭和の男のド根性を見せます。よろしくお願いします」 [nextpage] ▼DEEP フライ級 5分2R 神酒龍一(HERMIT CLUB)57.00kgマサト・ナカムラ(レンジャージム)57.05kg フライ級で、23年に復帰したベテラン神酒龍一と、悪夢の5連敗から25年9月の前戦で再起を果たしたマサト・ナカムラが対戦。 神酒「今までお世話になった人とか、頭の中に駆け巡ると思うんですが、しっかり全力を出して、全部出し切って勝ちたいと思います」 ナカムラ「最高のパフォーマンスしたいと思います。必ずフィニッシュます」 [nextpage] ▼DEEPライト級 5分2Rアニンタ・アリ(Fired Up Gym)※元Krushウェルター級王者、MMAデビュー 70.70kg中谷優我(BRAVE GYM)2勝1敗 70.80kg  ライト級では、元Krushウェルター級王者のアニンタ(寧仁太)・アリがMMAデビュー。『格闘代理戦争』で青木真也推薦選手だった中谷優我と対戦する。  アリは、ガーナ人の父と日本人の母を持つストライカー。21年の第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメント一回戦で小嶋瑠久を撃破後、準決勝で野杁正明に敗れ、プロ初黒星を喫するも、22年2月のKrush後楽園大会で松岡力を下して第10代Krushウェルター級王者に。8月には中野滉太をKOして初防衛に成功した。23年3月のK-1×RISE対抗戦では、RISE・實方拓海を2Rに左フックでダウンを奪う判定勝ち。23年7月にジョムトーンに判定負けすると、25年2月にKrush王座を返上、MMA転向を宣言していた。瀧澤謙太率いるFired Up GymでMMAデビュー戦に備えてきた。  対する中谷は、『格闘代理戦争』後、22年12月に巌流島でプロデビュー、奥田啓介を肩固めに極めると、23年7月のDEEPで井上竜旗にスプリット判定負け。23年12月に小牧ゆうたに判定勝ちで再起を飾ると、25年5月の『RIZIN 男祭り』ではJTTの佐々木大に判定勝ちを収めている。MMA2勝1敗。  ストライカーvs.グラップラーの構図のなか、よりMMAとして強さを見せるのは中谷か、アリか。 中谷「DEEPライト級に中谷ありってところを見せます」 アニンタ「いろんな大会とか、いろんな試合があると思うんですけど、自分の試合が一番記憶に残る試合をしたいと思います。でKOで必ず勝ちます」 [nextpage] ▼DEEP バンタム級 5分2R 黒岡優真(和術慧舟會HEARS)61.60kg湯浅帝蓮(FIGHTERS FLOW)61.70kg [nextpage] ▼DEEP ストロー級 5分2R 多湖力翔(NEXT SPORTS)52.55kg知名昴海(フリー)52.35kg [nextpage] ▼DEEP フェザー級 5分2R キム・ミンソク(Cornerman gym)65.95kgダイア(FIRED UP GYM)66.25kg [nextpage] ▼DEEP バンタム 5分2R 山口コウタ(パラエストラ八王子)61.65kg井上セナ(K-Clann)61.55kg [nextpage] ▼DEEP バンタム級 5分2R 丈太(KNOCKOUTクロスポイント・パラエストラ吉祥寺)61.30kg笹崎健司(マッハ道場)61.65kg [nextpage] ▼DEEP バンタム級 3分2R アマチュアSルール 寉岡樹記(MASTER BRIDGE/INHERIT ONENESS)61.60kg須山 豪(Roys GYM)61.00kg [nextpage] ▼DEEP 64kg 以下 3分2R アマチュアSルール 田中悠斗(パラエストラ八王子)63.90kgランボルギーニ(フリー)63.80kg [nextpage] ▼DEEP フェザー級 3分2R アマチュアSルール 池森ヨシキ(カタナジム)66.15kg松元大樹(THE BLACKBELT JAPAN)65.95kg [nextpage] ▼DEEP フライ級 3分2R アマチュアSルール 上田遥斗(パラエストラ八王子)57.05kg菊間瑛太(Y&K ACADEMY)55.50kg
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