▼第4試合 キャッチウェイト (132 LBS) ムエタイ 3分3R
×ポンペット・PK・センチャイ(タイ)
[1R 2分52秒 TKO]
〇スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)
スリヤンレックはラジャダムナンとルンピニーの2大殿堂でランキングに名を連ねたほか、タイのテレビマッチである『ワンソンチャイ』フェザー級王者の肩書を持つ。パンチを得意とするハードパンチャーで、激闘派ファイターとして名を馳せ、2019年12月のK-1名古屋大会に初来日では当時K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹と対戦。合計3度のダウンを奪われて判定で敗れるも、そのたびに立ち上がって武居に反撃。3R終盤には猛反撃に出て武居をヒヤリとさせた。2020年2月にも再来日したが、軍司泰斗に判定で敗れている。ONEには2023年7月の『ONE Friday Fights 25』から参戦し、2024年3月まで4勝2敗。
両者は3月に対戦し、ダウン応酬の末にポンペットが判定勝ちしている。この試合は両者ボーナスが出るほどの激闘だった。
1R、じりじりと前に出るのはスリヤンレック、ポンペットは右ローと左ミドルを蹴る。ポンペットの強烈な左ミドルにスリヤンレックは右ボディストレートを返す。ミドルを多用するポンペットに対し、パンチで攻めるスリヤンレックが右ストレートをヒットさせる。
これにロープを背負ったポンペットが左フックを返し、右フックでスリヤンレックをグラつかせる。しかし、今度はスリヤンレックが右ヒジでポンペットをグラつかせ、足を止めての激しい打ち合いに。ヒジも混ぜながら打ち合う両者に場内もヒートアップ。
思い切り右フックを振り回すスリヤンレックは、右ボディを打ってからの右フックを直撃。ポンペットは眠るように倒れ、レフェリーが即座にストップ。スリヤンレックがKOでリベンジした。スリヤンレックは今回もボーナスを獲得した。