ムエタイ
レポート

【ONE FF】プラジャンチャイが人生無敗の男に初黒星を付け王座統一、スーパーレックが横綱相撲で完勝、ナバティが一撃KOで21戦無敗となり本戦契約もゲット、ペッタノンがラマザノフを圧倒TKO、パコーンが元ルンピニー王者ラフィを初回TKO、ヨードレックペットが削り合いを制して連敗脱出、坂口魁斗が好試合でシャンテン破る

2024/06/28 22:06

▼第4試合 キャッチウェイト (132 LBS) ムエタイ 3分3R
×ポンペット・PK・センチャイ(タイ)
[1R 2分52秒 TKO]
〇スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)


 スリヤンレックはラジャダムナンとルンピニーの2大殿堂でランキングに名を連ねたほか、タイのテレビマッチである『ワンソンチャイ』フェザー級王者の肩書を持つ。パンチを得意とするハードパンチャーで、激闘派ファイターとして名を馳せ、2019年12月のK-1名古屋大会に初来日では当時K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹と対戦。合計3度のダウンを奪われて判定で敗れるも、そのたびに立ち上がって武居に反撃。3R終盤には猛反撃に出て武居をヒヤリとさせた。2020年2月にも再来日したが、軍司泰斗に判定で敗れている。ONEには2023年7月の『ONE Friday Fights 25』から参戦し、2024年3月まで4勝2敗。


 両者は3月に対戦し、ダウン応酬の末にポンペットが判定勝ちしている。この試合は両者ボーナスが出るほどの激闘だった。


 1R、じりじりと前に出るのはスリヤンレック、ポンペットは右ローと左ミドルを蹴る。ポンペットの強烈な左ミドルにスリヤンレックは右ボディストレートを返す。ミドルを多用するポンペットに対し、パンチで攻めるスリヤンレックが右ストレートをヒットさせる。



 これにロープを背負ったポンペットが左フックを返し、右フックでスリヤンレックをグラつかせる。しかし、今度はスリヤンレックが右ヒジでポンペットをグラつかせ、足を止めての激しい打ち合いに。ヒジも混ぜながら打ち合う両者に場内もヒートアップ。



 思い切り右フックを振り回すスリヤンレックは、右ボディを打ってからの右フックを直撃。ポンペットは眠るように倒れ、レフェリーが即座にストップ。スリヤンレックがKOでリベンジした。スリヤンレックは今回もボーナスを獲得した。

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