▼第10試合 バンタム級 ムエタイ 3分3R
×スーブラック・トー・プラン49(タイ)
[1R 1分54秒 KO]
〇カムラン・ナバティ(ロシア)
スーブラックは2023年6月の『ONE Friday Fights 20』で初参戦。タンヌンウンに2RでKO勝ちすると、8月にイタリアのレニー・ブラジに3RでTKO勝ち、9月に鈴木真治にKO勝ち、12月にクレイグ・コークレイにKO勝ちと4連続KO勝ち&3連続ボーナスの激闘男で人気がある。2024年1月にFight Nightで本戦初登場するとステファン・コロディに判定勝ち、4月にはウラジーミル・クズミンにも判定勝ちとONEでの戦績は6戦全勝(4KO)。
ナバティはアマチュアムエタイのIFMA世界選手権や欧州選手権で金メダルを獲得し、ロシア・ムエタイカップでは5度優勝。『RCCフェアファイト』を主戦場として同団体のフェザー級トーナメントで優勝。同タイトルは2度の防衛に成功した。
2023年9月の『ONE Friday Fights 35』に初参戦するとポンシリ・PK・センチャイに判定勝利。2024年3月の2戦目もアバター・PK・センチャイにTKO勝ちと連勝。5月にはクラップダムとの対戦が決まっていたが中止となった。戦績は20勝(7KO)無敗。
1R、ナバティはサウスポーのスーブラックに対して左へポジショニング、右でボディを打って行く。前手を伸ばしてけん制するスーブラックだが、ナバティは素早く距離を詰めて右ボディストレートを入れる。軽快なステップを踏むナバティはジャブ、右ミドル。スーブラックが左フックを打ち返してくるとそれをかわして左フック一閃。スーブラックは吹っ飛ぶようにダウンし、一撃KO勝ちとなった。
21戦無敗をマークしたナバティは「誰とでも戦える準備は出来ている。ノンオー、俺と戦おう」と話し、35万バーツのボーナスを受け取ると、10万ドルの本戦契約も手にした。