キックボクシング
レポート

【RISE】大﨑一貴が最強の挑戦者を撃退してV2「次はONE王座を狙う」、中村寛がピンチから残り2秒でKO勝ち、中野とメイソンは負傷判定でドロー、那須川龍心が過去2敗していた塚本にリベンジ、大雅がプエルタスから勝利もぎとる、田丸辰が35秒KOで志朗と9月決着戦をアピール、白鳥大珠がモラリに完勝、南原健太が「お決まりの逆転劇場」でKO勝ち

2024/06/15 12:06

▼第8試合 SuperFight!スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
〇田丸 辰(TRY HARD GYM/RISE WORLD SERIES 2023‐54kg王者、RISEスーパーフライ級王者)
KO 1R 0分35秒 ※左右連打
×ジョン・ヒョヌ(韓国/BAEKRYEONCHAI/KTK 53kg王者)


 田丸はジュニアキックボクシング出身で、卓越したボクシング技術とディフェンス能力でプロデビュー後は10戦全勝(2KO)と無敗の快進撃で2018年11月に初代RISEスーパーフライ級王者となった。一時はスランプに陥ったが、2022年に階級を下げて臨んだ「初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント」で優勝し、二階級制覇を達成。「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では決勝でクマンドーイを破り優勝した。前戦は2024年3月に志朗が保持するRISE世界バンタム級王座に挑戦したが、偶発的なバッティングにより無効試合に。戦績は17勝(3KO)3敗2無効試合。



 ヒョヌは12勝(8KO)2敗の戦績を持ち、KTK-53kg前王者。2023年10月、九州プロキックボクシング(KPKB)に来日し、KPKB初代INTERNATIONALバンタム級53kg王座決定戦で日畑達也を初回KO。12月の再来日でもKPKBでGang-Gを3RでKOしている。


 1R、スピードのあるワンツー、ミドル&ハイを放ってくるヒョヌを序盤は見ていた田丸だが、狙いすました左三日月蹴りをグサリと突き刺すとヒョヌは腹を抑えて後退。田丸が畳みかけるとダウンし、そのまま10カウントを聞いた。


 秒殺KO勝ちを飾った田丸は「ヒョヌ選手強いとわかっていたので、自分も仕上げました。3月ノーコンテストになってしまってメインイベンターとして不甲斐ない試合でしたがこれで一旦チャラにしてください。いい加減僕のことを認めてくれない方は認めてくれていいんじゃないかと思っています。3月、志朗選手とノーコンテストになってしまったので9月メインで決着をつけましょう」と志朗との決着戦をアピールした。

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