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レポート

【RISE】大﨑一貴が最強の挑戦者を撃退してV2「次はONE王座を狙う」、中村寛がピンチから残り2秒でKO勝ち、中野とメイソンは負傷判定でドロー、那須川龍心が過去2敗していた塚本にリベンジ、大雅がプエルタスから勝利もぎとる、田丸辰が35秒KOで志朗と9月決着戦をアピール、白鳥大珠がモラリに完勝、南原健太が「お決まりの逆転劇場」でKO勝ち

2024/06/15 12:06

▼第11試合 SuperFight!52kg契約 3分3R延長1R
〇数島大陸(及川道場/第2代RISEフライ級王者)
KO 3R 2分25秒 ※右ボディブロー
×スドロー・ソージョートンプラシン(タイ/元タイ7ch 105P王者)


 数島は2020年9月にプロデビューすると軽量級でも倒す選手として注目され、2021年7月大会にはラジャダムナン王者の竜哉・エイワスポーツジムと対戦しドローとなったもののダウンを奪い一躍名を挙げた。2022年4月から開幕したフライ級王座決定トーナメントでは準決勝で当時無敗の塚本望夢とダウン応酬の末の判定勝ちで決勝進出を決めたが、10月の決勝戦で初代スーパーフライ級王者の田丸辰に敗れて王座戴冠を逃した。2023年10月に第2代王座決定戦を松本天志と争い、判定勝ちで王座に就くと2024年2月にはクンスックに延長戦で判定勝ち。戦績は12勝(6KO)2敗2分。


 スドローは元7チャンネルの105ポンド王者で、数島の163cmに対して173cmの長身を誇る。戦績は60勝14敗5分。数島は「ガツガツ来て振り回してくるタイプ」と評している。


 1R、右ミドル&ローを蹴ってくるスドローに、数島は早くも得意の左右ボディブロー。前蹴り、ヒザでもボディを攻める。中盤からは左奥足ローも蹴り、好調なスタート。


 2Rになると前に出てくるスドローはヒザを一発蹴っては組みに持ち込む。数島は細かくパンチを当てていくが、スドローに組みつかれることが多く攻撃が続かない。スドローは右ミドルも蹴る。


 3Rは手数を増やして前へ出る数島。左ストレート、右フックでガードを固めて前に出てくるスドローをかわして攻撃を入れていく。数島は右ストレートをヒットさせてスドローが下がると一気に前へ出て右ボディを叩き込むとスドローは苦悶の表情を浮かべて大の字に。数島がKOで仕留めた。



 数島はマイクを持つと「前回不甲斐ない試合をしてしまい、今回は倒すことが出来たので違うところを見せられたと思います。那須川選手おめでとうございます。いろいろなメディアに出て注目されているけれど、そんなことしていたら僕に勝てないと思う。那須川選手、ぜひやりましょう。数島は一味違うところをお見せするので数島に期待してください」と、先に塚本に勝利した那須川の挑戦を受けると明言。


 那須川もリングに上がり、「決定か分からないですけどここまで来てるってことは決定で大丈夫ですかね。いつやるか分からないですけれどしっかり数島選手をぶっ倒せるようにめっちゃ強くなって帰ってくるので期待していてください」と宣戦布告した。

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