▼第1試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R
〇JIN(楠誠会館/MA日本バンタム級王者)
KO 3R 1分47秒 ※DDT
×野田 蒼(月心会チーム侍)
1R、野田は右へ大きく回り込み、それを追うJIN。野田は回り込みを止めると左右の大きなフックを振り回し、JINのワンツーの打ち終わりに踏み込んでの右オーバーハンドでダウンを奪う。クリンチになったところでJINがブレイク後にパンチを野田の顔面に見舞ったため試合は中断。JINにはイエローカード(減点1)が提示される。
2Rも野田は大きく回り込み、それを追ってくるJINにタイミングよく右フックを当てていく。しかし、野田はクリンチも多く警告を受ける。偶発的なバッティングでJINが右目のダメージを訴え試合は中断。野田に再三のホールディングにイエローカード。左右のフックを一発当てては組みつく野田にJINはいらだちを隠せない。
3Rが始まってすぐ、野田の左インローがローブローとなってJINが悶絶。インターバルが与えられて回復を待っての再開。野田はサウスポーに構えると左回り、オーソドックスになると右回り。JINが追ってくると左右フックを上手く当てるが、またも野田の左ローがローブローとなってJINが倒れる。ダメージが大きいため野田には2枚目のイエローカード。
再開後、JINは怒りの飛び蹴りからラッシュをかける。野田は回り込んでヒットを奪っていく。JINの右フックがヒットしたところで野田が胴タックル気味に組みつくと、野田の頭を抱えたJINがそのまま倒れ込み、DDTの状態で野田は頭部をマットに打ち付けた。野田は首にダメージを負ったか立ち上がることができず、JINのKO勝ちとなった。