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【PANCRASE】日本ライト級“殴り者”決戦! 王者・雑賀ヤン坊「ワクワクしている」×挑戦者・天弥「超えなきゃいけない壁」=4月27日(日)立川

2025/04/12 02:04
 2025年4月27日(日)東京・立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE 353』(U-NEXT配信)に向け、4月11日、タイトルマッチの調印式および会見が行われた。 ▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ ライト級 5分5R雑賀 ヤン坊 達也(DOBUITA)12勝5敗 第9代 KING OF PANCRASIST 34歳天弥(和術慧舟會HEARTS)4勝1敗 1位/2023年NBT同級優勝 20歳  雑賀は、2023年12月に粕谷に判定勝ち後、2024年3月にアキラの持つライト級王座に挑戦。1R 右ハイキックでKO勝利し王座を獲得。  2024年5月には上海で行われた『ROAD TO UFC』ライト級ワンマッチに参戦し、韓国のキ・ウォンビンと対戦。初回に右を効かせてグラつかせるも、2Rの乱打戦でTKO負け。そして、2024年9月、PANCRASEに帰還し、立川大会にて久米鷹介を2R 左フックからのパウンドアウトで初防衛に成功している。  対するは、同じ9月大会での「ライト級 次期挑戦者決定戦」で葛西和希を左アッパーでのけぞらせての右ストレートでダウンを奪いパウンドアウトで撃破した天弥。驚異的なスピードで進化を遂げ、さらなる研鑽を求めアゼルバイジャンで兄・海飛(3.15 DEEPフェザー級GP初戦で奥山貴大に判定勝ち)とともに武者修行を敢行。鋭さを増した牙を武器に、“狂犬”天弥がヤン坊の首を噛みちぎり、20歳にしてキングの座を奪い取るか。  それともPANCRASEでは2022年から5戦5勝4KOと無双状態の雑賀が、回転を増した拳で2度目の王座防衛を果たすか。倒すか倒されるかの緊迫感あるヒリついたライト級王座戦だ。  会見では、互いの印象を「超KO型のストライカー」と評した両者。その上で、挑戦者の天弥は「伸びしろがあるのはこっち」、王者の雑賀は「僕の打撃は独学だから見辛い」と打撃の違いを語っている。 天弥 HEARTSの天弥です。今回の試合、すごい業界で注目されてると思うんですけど、まあそれは全部、ヤン坊選手のおかげだと思ってるんで、僕はしっかり敬意を持ってブッ飛ばします。 雑賀 第9代ライト級キングオブパンクラシストのヤン坊です。このカード。『日本ライト級ストライカー』と言えば名前が出てくる2人の試合が、このPANCRASEで見られるっていうことで、非常にワクワクしています。全力で新世代の天弥君、挑戦したいと思っています。よろしくお願いします。 ──互いに相手の印象は? 天弥 超KO型のストライカーっていう印象ですね。まあ、そこは僕と一緒なんであんまり気にはならないですけど。どっちが切れ味いいか勝負したいですね。 雑賀 若さと勢いのある超KO型ストライカーかなっていう感じですかね。そうですね……どっちの切れ味が切れるか楽しみです。 ──どのラウンドで決着がつくと考えていますか。 天弥 1Rです。 雑賀 じゃあ、2Rです。 ──天弥選手は海飛選手とのアゼルバイジャンでの練習が、今回の試合に向けて活きるようなことがあれば教えてください。 天弥 アゼルバイジャンでレスリングを習ったかどうかもあんまり分かんないんですけど、なんかレスリングやってるのに打撃やってるのかっていうぐらい乱暴で、すんごいしこたまやられてきたんで、あんまり試合に向けて活かせるところは無い気がするんですけど、神力は上がって、MMAをよりできるようにはなったと思うんで、そうですね、1R KOです。 ──この間のDEEPでのお兄さんの試合を見て「俺はここは絶対負けてねえぞ」っていうところがあればお願いします。 天弥 まあ、KOし切るところですかね(笑)。 ──雑賀選手、その言葉を聞いて? 雑賀 僕がKOします。 ──お互いストライカーで打撃が得意ということは共通していると思うんですけど、それでも打撃の種類の違いがあると思うんですけど、そこの違いを言える範囲で教えてください。 天弥 あんまここじゃ喋りたくないですけど、まあ一つ言うなら、伸びしろがあるのはこっちなんで。この先に行き詰まって僕に追われる身になると思うんで、ここはしっかり超えなきゃいけない壁だと思ってるので、超えて見せます。 雑賀 やっぱ天弥選手の打撃は空手時代からしっかり培ってきたものかなっていう感じがしますね。自分のはまあ空手、僕もやってたんですけど、小学校時代の時なのでバックボーンと言えるものでもない。結構僕の独学なんで、そういうところでちょっと見づらかったりとか、タイミングがちょっと違ったりとか、そういうのがあるんじゃないのかなって自分で思ってます。
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