【日韓対抗戦】
▼第8試合 RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R
×中島太一(ロータス世田谷)
[2R 0分06秒 TKO] ※パウンド
〇キム・スーチョル(韓国)
バンタム級では、韓国勢にとって「大将」格のキム・スーチョルが参戦。MMA21勝7敗1分で、これまで日本人に敗れたことが無いスーチョルは、2023年10月の前戦『ROAD FC 066』63kgトーナメント決勝でも、原口央を2R TKOに下している。
対する中島は、MMA17勝12敗1分。2023年4月の『PANCRASE 333』で暫定王者の田嶋椋との「バンタム級王座統一戦」でフルマークの判定勝ちで王座統一に成功している。RIZIN初参戦となった2022年4月の『RIZIN.35』では、フェザー級でヴガール・ケラモフに敗れている中島だが、PANCRASEバンタム級王者として参戦したRIZIN2戦目の2023年9月の岡田遼戦では、フルマークの判定勝利。満を持して、RIZINバンタム級王座獲りに向かう。
1R、ともにオーソドックス構え。先に右を突くスーチョル。中島は右ロー。スーチョルのワンツーはバックステップでかわす。
互いに右ロー。右を当てて左を突き、ダブルレッグも背中はつけない中島。その立ち際の得意のギロチンチョークで絞るスーチョルに、すぐに右手を差し入れて防ぎ、右で差してコーナーまで押し込み、ボディロックでの2度目の崩しでテイクダウン!
右手で頭を巻いたままコーナーで立ち上がるスーチョル。首を解いたスーチョル。中島は離れ際に左ヒジを突いて中央へ。
右の打ち合いはともに頭をズラし、ワンツーから左ミドルに繋ぐスーチョル、中島も蹴りを返す。左ローを当てるスーチョルに右ローを返す中島。スーチョルは飛び込んでのワンツー! 右を被弾した中島だが、圧力をかけ直して右ストレートを伸ばす。スーチョルは右カーフ。中島は左手を下げると、再びスーチョルは右ストレートをを当てる。中島が詰めてゴング。
2R、グローブタッチ。中島の右ローにスーチョルは右から左! 中島が後方に倒れるとパウンドラッシュ! レフェリーが間に入った。歓喜のスーチョルはリングサイドのジョン・ムンホン代表のもとに駆け寄り、勝利報告。リング上に戻り、「私には大山(倍達)先生と力道山先生のDNAがいると思います。私に勝てる選手がこの世界、日本にいたら次の試合に連れて来て下さい。榊原社長や皆さん、お願いします!」と絶叫した。
対抗戦は2-1で日本が勝ち越しも、スーチョルが韓国勢の大将として白星を挙げた。試合後、スーチョルは、ムンホン代表のもとに駆け寄り号泣したことについて「涙を見せたのは、この数カ月間、思うように練習ができなかったからです。師匠から『今のままではダメ』と言われて特訓を受けてきました。それまでの自分は言うことを聞かなかったので。あらためて、師匠の言葉は聞かなければいけないなと思いました」と語っている。
💥OUT OF NOWHERE!
— RIZIN FF English (@rizin_English) April 29, 2024
Soo Chul Kim gets the KO with the first punch in the 2nd round!
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