【シュートボクシング】初来日のヤクミスはグレコローマン経験者「全てのことを準備してきた」、迎え撃つ魁斗「僕も投げは柔道の元五輪強化選手に教えてもらっている」

　2025年4月12日（土）東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.2』（U-NEXT配信）の前日計量＆記者会見が、11日（金）都内にて17：00より行われた。 　セミファイナル（第11試合）の57.5kg契約3分3R延長無制限Rで対戦する、魁斗（立志會館/SB日本フェザー級2位、HOOST CUP日本フェザー級王者）は57.4kg、アンゲロス・ヤクミス（ギリシャ/LWC Super Champスーパーフェザー級王者）は57.5kgジャストでそれぞれ計量をパス。 　緒形健一SB協会代表が「攻撃型の素晴らしいファイター」と評したヤクミスは「今の気分はとてもいい。順調な仕上がりだ。戦うことが待ち遠しくてたまらない。明日の試合を楽しみにしていてもらいたい」と、表情からもやる気満々な様子が伺える。 　迎え撃つ“西の天才”魁斗は「まずは計量をクリアしてホッとしています。ヤクミス選手もギリシャから来てもらったのでリスペクトを持ってしっかり倒したい」と挨拶。 　計量で初めて顔を合わせた印象を聞かれると、ヤクミスは「相手はとても良い若い選手。自分も同じくらい良い選手だと思う。ギリシャ人ファイターの強さを見せてやりたい」、魁斗は「映像で見た通りで、身長は僕の方が大きい。身体はしっかり仕上げてきた感じです」と、それぞれ評した。 　ヤクミスは「自分のスタイルはK-1スタイル。けれど4年間ムエタイの練習をしたし、グレコローマンレスリングの練習もしてきた。なので明日、どういう戦いをするかを見てください」と、なんとグレコローマンの経験があるという。 「SBのルールは面白いと思うので、いろいろなことを踏まえて全てのことを準備してきた。明日の試合をしっかり見てくれ」と、SBルールにも順応する自信を見せ、日本語で「ベルトが欲しいです」とアピールする。 　しかし、魁斗も「打撃でも自信あるし、僕も投げに関しては柔道の元オリンピック強化選手に教えてもらっているので、打撃でも組みでも問題ない。何も心配ないです」と、SBで負けるわけがないと自信の笑み。 　最後に、ヤクミスは「明日は美しいKOを見せてボーナスがもらえればと思う」とし、魁斗も「もちろん全試合の中で一番盛り上げる。投げもしっかりやって、最後はしっかり倒すのが一番」とどちらもKOを予告した。