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【UFC】ペレイラが左フック一閃! 王座防衛「ヘビー級でも戦いたい」。ウェイリーが2度目の王座防衛、BMF王座戦は残り1秒でホロウェイがゲイジーをKO、ツァルキヤンがオリベイラに判定勝ち、プロハースカがTKO勝ち、フェザー級転向スターリングが判定勝ち、柔道五輪金のハリソンがホルムに圧巻の一本勝ち

2024/04/14 07:04

▼フェザー級 5分3R
〇アルジャメイン・スターリング(米国)23勝4敗(UFC15勝4敗)※フェザー級転向 146lbs/66.22kg
[判定3-0] ※30-27×3
×カルヴィン・ケーター(米国)23勝7敗(UFC7勝5敗)145.5lbs/66.00kg

 フェザー級8位のケーターと、元バンタム級王者のスターリングがフェザー級で対戦。

 1R、ともにオーソドックス構えからサウスポー構えにスイッチするスターリング。ケーターは右ハイ。オーソに戻すスターリングも左ハイ。ともにかわすとスターリングの右ストレートもバックステップのケーター。

 スターリングはケーターの前足にシングルレッグ。片足立ちで倒れないケーターにダブルレッグで尻を着かせると、立際に左足をかけて二重がらみ。足を外してボディロックして前方に崩し。しかし手首を掴ませないケーターが突き放す。

 バックフィストを見せるスターリング。ケーターは右ボディストレートから詰める。スターリングは今度はバックヒジ狙い。さらに前足にシングルレッグテイクダウン! 中央に倒されたケーターの足をさばきサイドを奪いホーン。

 2R、右カーフを当てて左ミドルから詰めて右足にシングルレッグに入るスターリング。崩して手をマットに着かせるが、すぐに片ヒザ立ちとなると金網背に徐々に立ち上がり。右で差して押し込むスターリングに左小手でバックは許さず。

 組みながらヒザを突くスターリングにケーターは正対。左差しに変えたスターリングだが倒しきれず離れる。左右を上下に突いてダブルレッグテイクダウンのスターリング。ベスト更新の6度目のテイクダウン成功。

 マット中央でサイドポジションから脇にヒザを突くスターリング。ホーンに場内からは盤石な進め方になぜかブーインでホーン。

 3Rも打撃の交換からすぐにダブルレッグで尻を着かせるスターリング。立ち上がるケーターにバッククリンチのスターリング。正対際にスターリングはシングルレッグ。そこにアームロック狙いから下になり、スターリングを抱えるケーター。上のスターリングは片足をパスして両足もパスもスクランブルからケーターはダブルレッグへ。それを持ち上げたスターリングはスパイキング気味にマットにスラムし、パウンド!

 下のケーターのフックガード、ハーフガードにスターリングはアナコンダ狙いからトップに切り替え、シングルレッグ狙いのケーターを小手で押さえつけてホーン。判定は3-0(30-27×3)のフルマークでスターリングがフェザー級初戦を勝利も、やはりなぜかブーイングを浴びた。

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