▼ライト級 5分3R
〇アルマン・ツァルキヤン(アルメニア)22勝3敗(UFC9勝2敗)※UFC4連勝 156lbs/70.76kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×シャーウス・オリベイラ(ブラジル)34勝10敗(UFC22勝10敗)156lbs/70.76kg
元ライト級王者で現1位のオリベイラと、4位のツァルキヤンが対戦。ジャスティン・ゲイジー戦で0.5ポンド体重超過でライト級王座を剥奪されたオリベイラ。2022年10月のマカチェフとの王座決定戦で肩固めで一本負け。2023年6月に8連勝中のベニール・ダリウシュを1RKOして再びマカチェフの王座挑戦を決めたが怪我で欠場。ツァルキヤン戦を決めた。
ツァルキヤンはUFC8勝2敗。2023年12月の前戦で4位のベニール・ダリウシュに1R KO勝ち。敗れた相手は2019年のUFCデビュー戦で対戦した現王者マカチェフと、2022年のマテウス・ガムロにいずれも判定で敗れている。
1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローはオリベイラ。続くツァルキヤンの蹴りに軸足を払ってこかしたオリベイラががぶり。ツァルキヤンの立ち上がり際にオリベイラはギロチンチョーク! マウントに返して絞めるが、足を抜きながら首を抜いたツァルキヤン。
なおもマウントのままのオリベイラに右で差してリバーサルしたツァルキヤンはインサイドガードから左ヒジ! クローズドガードのオリベイラは右でオーバーフック。さらに両腕をオーバーフックするが、外して左足を脇で煽ってから右足でアゴに蹴り上げ。しかしこれはグラウンド状態で反則の蹴り。
ドクターチェック後、同じポジションから再開。左ヒジを落とすツァルキヤン。右のパワーハンドをオーバーフックして左足を跳ね上げてスイープしたオリベイラ! 立ち上がりホーン。ニアフィニュシュもあったオリベイラのラウンドか。
2R、ハグしてから再開。互いの右が交錯。左ジャブを前出して近づき首相撲ヒザ狙う。下がるオリベイラにかかと落としも見せるツァルキヤンは圧力をかけてきたオリベイラにシングルレッグテイクダウン! スクランブルするオリベイラの立ち際にボディロックし、左小手に巻くオリベイラを持ち上げて横にテイクダウン!
クローズドガードのオリベイラにパウンドもオリベイラも下からヒジ。蹴り上げに上体を上げると三角絞めも狙うが、組ませないツァルキヤン。インサイドガードから左ヒジを連打! さらに右ヒジも! 出血のダメージのなかパスガードも狙うツァルキヤンだが、そこに三角絞めを合わせるオリベイラ。ツァルキヤンが中腰で抜きかけてホーン。ツァルキヤンが取り戻したラウンドに。
3R、ワンツーで前に出るオリベイラ。ツァルキヤンは左ボディストレートから左ジャブと上下に打ち分け組んで前に。ここは突き放したオリベイラ。左ボディから右のツァルキヤンの組みを切るが、テイクダウンを警戒して手数が減る。右ミドルのオリベイラに、左ハイでオリベイラの上体を上げてからダブルレッグテイクダウンはツァルキヤン!
左手でギロチンチョーク狙いのオリベイラだが片足はサイドに出ているツァルキヤンは亀になるオリベイラの背後から足をこじ入れようとする。右足をかけさせないオリベイラはツァルキヤンを前に落とした瞬間にダースチョーク! 一瞬身体から力が抜けたかに見えたツァルキヤンだが、すぐにポジションを変えると、ホーンにすぐに起き上がったツァルキヤンは笑顔。
#UFC300 Official Result: Arman Tsarukyan (29-28, 28-29, 29-28 | @ArmanUfc) defeats Charles Oliveira by Split Decision.
— UFC News (@UFCNews) April 14, 2024
All Fight Results ⬇️: https://t.co/tmhI9E4jME
判定は2-1(29-28×2, 28-29)のスプリットに割れ、ツァルキヤンが勝ち名乗りを受け、4連勝をマーク。イスラム・マカチェフの名前も挙げたツァルキヤンは「オリベイラに感謝している。フィニュシュさせてくれなかった。タイトルショットが欲しい」と語った。
LONGEST ACTIVE UFC WIN STREAKS - Lightweight
— UFC News (@UFCNews) April 14, 2024
12 - Islam Makhachev
05 - Renato Moicano
05 - Paddy Pimblett
04 - Arman Tsarukyan (@ArmanUfc)
04 - Mike Davis#UFC300