タイスポーツ省承認のムエタイ組織WMO(世界ムエタイ機構)が、パウンド・フォー・パウンド(PFP=全階級で体重差のハンデがない場合、誰が最強であるかを指す称号)ランキングを発表し、今回も1位に吉成名高(エイワスポーツジム)が選ばれた。
WMO(世界ムエタイ機構)は2011年に発足し、タイのスポーツ省と文化省に承認されている団体で、プロとアマチュアの世界タイトルを認定。特に毎年3月12~22日に開催されるアマチュアムエタイ世界選手権大会(プロも出場可能)は50カ国以上が参加する大規模なもの。
【写真】ONEで負け無しの7連勝を飾っているソンチャイノーイが2位。名高は2023年にKO勝利している そのWMOが発表するパウンド・フォー・パウンドランキングで、名高は2023年8月頃から常にトップをキープ。過去にロッタンやクマンドーイを抑えてきたが、今回はプラジャンチャイ、チャド・コリンズ、カムラン・ナバティ、スーパーレック、ニコ・カリロ、タワンチャイといったそうそうたる面子を抑えての1位選出となった。
名高は、今回2位に選ばれているソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)とは2023年4月に対戦。3Rに3度のダウンを奪ってKO勝ちしている。
12月1日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される『RWS JAPAN』では、ペットヌン・ペットムエタイジム(フランス)を挑戦者に迎えてラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王座の3度目の防衛戦に臨む。