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【UFC】ペレイラが左フック一閃! 王座防衛「ヘビー級でも戦いたい」。ウェイリーが2度目の王座防衛、BMF王座戦は残り1秒でホロウェイがゲイジーをKO、ツァルキヤンがオリベイラに判定勝ち、プロハースカがTKO勝ち、フェザー級転向スターリングが判定勝ち、柔道五輪金のハリソンがホルムに圧巻の一本勝ち

2024/04/14 07:04

▼ミドル級 5分3R
ボー・ニッカル(米国)5勝0敗(UFC2勝0敗)186lbs/84.37kg
コーディ・ブランデージ(米国)10勝5敗(UFC4勝4敗)186lbs/84.37kg

 1R、跳びヒザを見せるブランデージに、シングルレッグから巻き込み、上を狙い崩ニッカルにスクランブルして立つブランデージ。金網に仕込み、右手を巻き込んでボディロックテイクダウンのニッカルだが、すぐに立つブランデージ。

 さらにボディロックで前方に崩して亀にさせるニッカル。右足をかけてリアネイキドチョーク狙いもまだ半身のブランデージ。再び右手を喉元入れるニッカルに、仰向けに正対するブランデージ。マウントになるマウントからパウンド。反転してがぶりから再びバックに回ると、左足をかけて細かいパウンドも、背後からの腕をツーオンで掴むブランデージは笑顔。

 2R、ニッカルにとってはMMA初の2R目に突入。サウスポー構えのニッカルはブランデージの入りに左ミドル。飛び込んでのシングルレッグを2度切ったブランデージだが、右を強振したところにニッカルが3度目のダブルレッグでテイクダウン。ブランデージは亀からハーフガード。細かいパウンドからパスガード、マウントのニッカルは右で脇差し、左で枕を左右入れ替え。右腕を喉もとに入れて4の字ロックでリアネイキドチョークへ。一度は外したブランデージだが、2度目のトライが喉下に入り、ブランデージが諦めたようにタップした。

 28歳、ATT所属で元レスリング全米王者のニッカルはこれでMMA6勝無敗。初の2R突入も、慌てずテイクダウンからポジションを奪い、リアネイキドチョークを極めたニッカルは、試合後、「圧倒的な勝利をするつもりだったけど、そうはならなかった。ひとつずつ勝って行くだけ」と語った。

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