▼第7試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
○麻火佑太郎(PHOENIX/同級3位)
判定3-0 ※30-28、30-27×2
×野村太一(K’Bスポーツジム)
麻火は元TENKAICHI Gライト級王者。K-1甲子園-60kgベスト4、KAMINARIMON×新空手最強決定戦-63kg優勝、全日本格斗打撃選手権大会優勝などの実績を持つ。KNOCK OUTとREBELSでキャリアを積み、2022年2月のRISEではチャッピー吉沼から勝利。5月には木村“ケルベロス”颯太に判定で敗れたが、12月に北井智大から殊勲の勝利を収めた。2023年5月、KNOCK OUTなど他団体で活躍してきたマサ佐藤をヒザ蹴りで初回KOに破ると、8月にはKENTAにも判定勝ちで3連勝を絶好調。戦績は13勝(2KO)8敗。
野村はRISE初参戦。2020年11月のプロデビュー戦から5連勝をマークしていたが、6戦目で山際和希にプロ初敗北。11月には再び山際と対戦するも惜しくも敗戦。しかしここで善戦したことが評価され、2023年4月にBigbangウェルター級王座決定戦に抜擢をされるも1Rにダウンを奪われ判定負け。その後は2連勝を飾っており、いきなりランキング3位の麻火に挑む。
1R、サウスポーの麻火は左ミドル、左ロー、そして前蹴りで前へ出ていく。どんどん蹴る麻火に野村は右インローを返すがこれはローブローに。再開後、麻火は左ストレートからワンキャッチのヒザ蹴り。野村の右フックは頭を左へスライドさせてかわす。さらに前足へ左右カーフも。麻火が蹴りで攻めまくってラウンドを終えた。
2Rも蹴りまくり、野村のパンチを左へスライドしてかわす麻火。野村の攻撃が空を切る場面が目立つ。左ミドルで主導権を握る麻火が前へ出て野村の攻撃はしっかりかわす。しかし、麻火もそれほど攻撃が出ていない。
3R、ジャブを当て、横蹴りで距離をとる麻火。野村が近寄るとワンキャッチからのヒザ蹴り。野村のパンチをウィービングでかわし、自分の攻撃を当てる麻火。左ストレート、ジャブ、野村のパンチをかわしてのヒザ。