(C)Daiki Watanabe/GONG KAKUTOGI/ZuffaLLC/UFC
2024年2月3日(日本時間4日)米国ラスベガスのUFC APEXにて開催される『UFC Fight Night: Dolidze vs.Imavov』終了後、『ROAD TO UFC:シーズン2』が開催されることがUFCから正式に発表された。4階級それぞれの優勝者がUFCとの契約を獲得する。
『ROAD TO UFC』はアジアの有望なMMA選手にUFCと契約するための道を切り開く“勝ち抜き”方式のトーナメント戦として行われており、2022年の『シーズン1』では32選手が男子4階級に分かれて対戦している。
2023年2月5日(日)に開催された決勝戦では、アンシュル・ジュブリ(インド)、リー・ジョンヨン(韓国)、中村倫也(日本)、パク・ヒョンソン(韓国)の4人の優勝者がUFCとの契約を勝ち取り、決勝戦進出のジェカ・サラギ(インドネシア)、風間敏臣(日本)と非トーナメント戦で勝利を挙げたジャン・ミンヤン(中国)の3人もUFCとの契約を果たしている。
今回の『ROAD TO UFC シーズン2』も男子フライ級、バンタム級。フェザー級、ライト級の4階級にてトーナメントを実施。5月27日&28日に中国のUFCパフォーマンス・インスティチュート上海にて行われた1回戦を経て、シンガポールが舞台となった『UFCファイトナイト:ホロウェイ vs. ザ・コリアンゾンビ』の翌日・8月27日に準決勝が行われ、日本人2選手を含む、下記8選手が決勝戦に進出している。
▼ライト級(70.3kg以下)決勝 5分3R
ロン・チュー(中国)24勝5敗
原口 伸(日本)7勝0敗
▼フェザー級(65.8kg以下)決勝 5分3R
リー・カイウェン(中国)12勝5敗
イー・ジャー(中国)24勝4敗
▼フライ級(56.7kg以下)決勝 5分3R
ジー・ニウシュイエ(中国)13勝2敗
鶴屋 怜(日本)8勝0敗
【延期】※選手負傷により
▼バンタム級(61.2kg以下)決勝 5分3R
シャオ・ロン(中国)26勝7敗
イ・チャンホ(韓国)9勝1敗
当初、『ROAD TO UFC シーズン2』は、2023年12月9日の『UFC Fight Night』上海大会にて実施予定だったが、大会が中止に。平良達郎が出場した『UFC Fight Night: Song vs. Gutierrez』は同日にラスベガスで行われたものの、RTU決勝は組まれなかった。結果的に2カ月間の延期により、怪我の回復や、対戦相手の研究なども深められた今回の2月決戦となる。
2月の決勝戦に勝利した4選手には、優勝報酬としてUFCとの契約が与えられることになっている。果たして鶴屋怜と原口伸の2選手は、UFCとの契約を勝ち取ることができるか。