日本拳法王者・木村柊也がプロMMAデビュー戦でKO勝ち
▼第2試合 GLADIATORフェザー級 5分2R
×田口翔太(総合格闘技Asura)65.70kg
[1R 1分16秒 KO] ※右ストレート
〇木村柊也(BRAVE GYM)65.65kg
フェザー級(5分2R)では、宮田和幸代表率いるBRAVE GYMから大型ルーキーの木村柊也がプロMMAデビューを果たす。
明治大学拳法部出身の木村は、第59回と第62回の「全日本拳法個人選手権大会」で優勝。「全日本学生拳法個人選手権大会」では3連覇を飾っている日本拳法の強豪だ。プロ格闘技では、キックボクシングの元王者である猪狩元秀や長江国政、K-1でも活躍した皇治、長島☆自演乙☆雄一郎ら立ち技勢に加え、MMAファイターの中村優作、古賀愛蘭、芳賀ピラル海ら日本拳法をバックボーンに持つ格闘家は多数いる。
レスリングベースのイメージが強いBRAVE GYMだが、伝統派空手出身の野村駿太、黒井海成、南友之輔らをはじめ、日本拳法とも交流したフルコンタクト空手出身の上田幹雄、伊藤空也ら空手家も多い。投げも組みも認められている日本拳法出身の木村は、BRAVEでは自ら組むことも厭わないといい、MMAでポテンシャルを発揮することができるか。
1R、右ローを狙う木村に、田口がカウンターの右で先にダウンを奪うが、立った木村はワンツーで詰め、右で差しての払い腰テイクダウン! マウントも股を抜けた田口が立ち上がり、そこに木村は右カーフを当てて、ワンツーの右! ヒザから崩れ落ちた田口にレフェリーがすぐに間に入った。
試合後、木村は「BRAVEから来た木村柊也です。プロデビュー戦で、日本拳法がバックボーンで、絶対に何があっても勝たなくてはいけなかったので、KO出来て良かったです」と笑顔で語った。