吉田開威がフェルナンドの寝技をさせずに判定勝ち
▼第4試合 GLADIATORバンタム 5分2R
〇吉田開威(朋武館)61.20kg
[判定3-0] ※20-18×3
×フェルナンド(SMOKER GYM/ピットブルブラザーズ)61.60kg
吉田は、剛柔流を学びながら、硬式空手やフルコン空手で活躍。2023年の全日本硬式空手道選手権で二連覇を達成するなど、積極的に空手の試合に出ている。2019年にカザフスタンで開催されたIKKFアジア硬式空手で優勝。MMAでは、2023年6月に安枝匠に1R TKO勝ち。9月のプロ2戦目で空に判定勝ちしている。
対するフェルナンドは7勝2敗。2022年12月のDEEP大阪で松本レイに1R 腕十字で一本勝ち後、2023年3月のGLADIATOR 021で藤岡陸にスプリット判定負け。6月大会では今村豊に腕十字で一本勝ちしている。
1R、ともにサウスポー構え。左の下段蹴りを当てて行く吉田。フェルナンドの蹴りをかわして後ろ蹴り。詰めてきたフェルナンドをさばいて前蹴りもローブローに。中断から再開。吉田の右前蹴りを掴んだフェルナンドだが、吉田は着地。離れる。裏拳から左の廻し蹴りにつなぐ吉田。
2R、低い手を構えから右ジャブを上下に突き、前蹴り、中足蹴りを腹に突く吉田。フェルナンドの蹴りがローブローとなり中断、再開。左ロー、右前蹴りの吉田に蹴り足を掴もうとするフェルナンドに足を抜く吉田。引き込みも切る吉田。左の蹴りを掴んだフェルナンドは金網まで追い、四つまで持ち込み、バックテイクも、正対した吉田が間合いをとって突いてゴング。
判定3-0(20-18×3)でスタンド打撃を当てた吉田が勝利。3勝目を挙げた。