空手王者・南友之輔が柔道ベースの健太の組みを切って連勝
▼第5試合 GLADIATORバンタム級 5分2R
〇南友之輔(BRAVE GYM)61.50kg
[判定3-0] ※20-18×3
×健太エスペランサ(TKエスペランサ)61.05kg
南は剛柔流出身でポイント制の全空連、KTFルールで活動。全中大会で9連覇の偉業を達成した浪速中から浪速高校、そして近大で空手に打ち込んだ。カデットで世界王者となり、ドバイで行われたプレミアリーグで2位入賞と世界を舞台に戦っている。BRAVEに入門後はMMA一本の競技者生活を送り、9月のプロMMAデビュー戦で小松祐貴を2R KOに下した。
健太エスペランサは柔道ベース。8月の修斗広島大会『TORAO30』ではネインデイネッシュに2R TKO負け。大阪で再起を期す。
1R、オーソの南は、サウスポー構えの健太に右の蹴りから同側の右の突き。再三の健太の組みを差し上げて切るが、インサイドガードに入ったところで健太は手首を掴んで腰を切って腕十字へ。南は押し込んで伸ばさせず。
2Rも右も突きを上下に散らせる南。出入りでワンツーの右を当てる。健太の組みはすかさず差し上げるが、再三組む健太は左でオーバーフックして引き込み十字狙いも、ここもセットさせない南がパウンドから離れて左右を打ち込み、ゴング。
判定3-0(20-18×3)で南が勝利。2連勝となった。