竹中がテムーレンに一本勝ち(C)GONG KAKUTOGI/GLADIATOR
2023年12月9日(土)大阪・176BOXにて『BODYMAKER presents GLADIATOR 024』が開催された。
▼メインカード 第14試合 GLADIATORライト級次期挑戦者決定戦 5分3R
〇田中 有(総合格闘技道場Reliable)70.30kg
[判定3-0] ※30-27×3
×グスタボ・ショーマン・ウーリッツァー(BRAZILIAN・THAI)69.70kg
「ライト級次期挑戦者決定戦」として、田中有(総合格闘技道場Reliable)とグスタボ・ショーマン・ウーリッツァー(BRAZILIAN・THAI)が5分3Rで戦う。
Reliable神戸からプロ修斗で環太平洋王座挑戦経験のある田中有はGLADIATOR初参戦。修斗で岡野裕城に判定勝ち後、「環太平洋ライト級王座戦」でキャプテン ☆ アフリカに一本負け、2022年12月の前戦ではマックス・ザ・ボディに判定負けしており、GLADIATORで再起に臨む。
ウーリッツァーは、2023年1月に当時の王者キ・ウォンビンに挑戦も2R TKO負け。その後、2023年2月にブラジル『True Time 15』でギロチンチョークによる一本勝ちで再起を遂げている。
GLADIATORライト級王座は、キ・ウォンビンが「Road to UFC」に出場するために王座を返上。暫定王者だった佐々木信治が現在、正規王者となっており、その王座への次期挑戦者決定戦となる。
田中は、「今回GLADIATOR初参戦という事ですごくワクワクしています! 面白い試合をしてGLADIATORライト級にヤバいやつきたなと思わすような試合をします。対戦相手のグスダボ選手は実績のある良いファイターでパンチが強そうで勢いがよく、寝技もしっかりしていてバランスのいい選手だなと思いますが、僕が圧倒して勝ち次に繋げます。最後にブラジルから来てもらい感謝します。熱い闘いやりましょう! GLADIATORは強い選手や外人選手が沢山増えてきて凄く良い団体だなと思い出場する事を決めました。一人でも多く僕の事を知ってもらい次期挑戦者として名前上がるような試合をします!」とコメント。
対するウーリッツァーは、「このたびチャンスをありがとうございます。しっかり準備をして、相手を倒しに行きます。GLADIATORのベルトは俺のベルトです。残念ながら、GLADIATORのタイトルを争う最初のチャンスを逃してしまいました……。それ以来、毎日、トレーニングセッションで、私は新たなチャンスを待っていました。そして、そのチャンスは田中有に勝てばすぐにやってくる! だから私は彼をとても尊敬していますが、私のベルトを手に入れるためにはできるだけ早く彼を倒す必要があります」との意気込みを語っている。
1R、シングルレッグからボディロック&小外がけテイクダウンは田中! ウーリッツァーの手首をコントロールしてパウンド。立つウーリッツァーを追って倒す。
2R、右ローから組んでボディロック、足技を合わせてテイクダウンは田中! 立つウーリッツァーに組むとウーリッツァーはギロチンチョーク狙い。首抜く球か。力使ったウーリッツァーに上からパウンドまとめる。
3R、シングルレッグから尻下でクラッチして両足を引いてテイクダウンは田中。正対するウーリッツァーをハーフから削り、最後はサイドバックからパウンド連打。盤石の試合運びで判定3-0(30-27×3)で田中が勝利した。
試合後、田中は「ちょっとオモロなかったですね。でもこれがMMA、しょっぱい試合をしてもみんなのおかげで戦えました。僕も子供が産まれるんですよ。ありがとうございました。佐々木(信治)さん、もっと強くなってやりましょう」とマイク。
ケージインした佐々木は「しばらく試合をしていませんが、タフファイトで見ていてしんどくなる試合でした。じゅん君がReliableを起ち上げたときから知り合いで、まさか弟の有くんとやることになるとは。それも運命だと思います。そういう思いで緊張して見ていたので、またYouTubeで見て、そのときはしっかり攻略して『さすがチャンピオン』と言われる試合をします」と語った。