MMA
レポート

【GRACHAN】15周年記念大会で阪本洋平が引退、ダリと岸本はドロー、TSUNEが手塚を完封、伊藤が高須をTKO、J-MMA Rookies CUPフェザー級は黒井、フライ級は鈴木が優勝。ウェルター級決勝は桜井vs.青木に、林が小谷をTKO

2023/10/15 13:10

▼第6試合 GRACHAN ウェルター級トーナメント1回戦 5分2R・延長1R
〇桜井隆多(R-BLOOD)
[2R 4分10秒 腕十字]

×上田拳翔(reversal gym osaka anne)

 ウェルター級4人トーナメントは、ベテランの桜井隆多(R-BLOOD)と渡辺良知(SILVER BACK HOUSE)に、GRACHAN Challengeを経てプロに昇格した上田拳翔(reversal gym osaka anne)と青木忠秀(総合格闘技道場コブラ会)の新鋭が挑む構図となっている。

1R、ともにオーソドックス構え。左右で詰める上田に、桜井は金網に詰まりながらも右を返して首相撲ヒザ、左で差して投げると、ハーフから肩固め、絞めを狙いつつパスガード。片足を戻す上田に、再び櫻井はパス。脇腹にパウンド。

2R、上田のワンツーに頭を下げながらも左を返す桜井。組んで小外がけも浴びせ倒した上田が上に。亀になり立つ桜井。ここで上田が右目尻から出血。桜井にもドクターチェック後、再開。詰める桜井は打ち合いの中でもダブルレッグテイクダウン。パスガードから肩固め、いったんサイドに出て極めにいくがマウントに戻り、三角絞めから腕十字に移行。最後は右脇に挟んで極めた。

 ウェルター級トーナメント決勝進出を決めた桜井は「歳との戦いもありますが、自分と戦い、ようやくここにたどり着くことができました。またここに辿り着けるように頑張ります」と語った。

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