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【UFC】ホロウェイがコリアンゾンビをKO! チャンソンはグローブを置いて引退。チカゼがカサレスに判定勝ち、中村倫也が完勝も極め切れず。風間敏臣がTKO負け、木下憂朔がゴフのボディ打ちに沈む

2023/08/26 18:08

『UFC Fight Night: Holloway vs. Korean Zombie』速報

2023年8月26日(土)シンガポール・インドアスタジアム

【メインカード】

▼フェザー級 5分5R
〇マックス・ホロウェイ(米国)25勝7敗(UFC21勝7敗)146ポンド
[3R 0分23秒 KO] ※右ストレート
×ジョン・チャンソン(韓国)17勝8敗(UFC7勝5敗)146ポンンド

 ホロウェイは、2022年7月の『UFC 276』で王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキーとラバーマッチを行うも5R 判定負けで王座奪還ならず。しかし、2023年4月に、当時UFC10連勝中だったアーノルド・アレンを終始圧倒し、判定勝ちで再起を遂げている。会見では、8月8日未明に米国ハワイ・マウイ島で発生した大規模な山火事について涙し、今回のファイトショーツを初めて「赤」にすると、悲しみと怒りを示した。

“ザ・コリアンゾンビ”ことチャンソンは、2021年6月にダン・イゲに判定勝ちで、2022年4月の『UFC 273』で王者ヴォルカノフスキーに挑戦。4R TKO負けで王座獲得に失敗後、今回は1年4カ月ぶりの再起戦となる。2位にヤイール・ロドリゲス、3位にブライアン・オルテガ、4位にアーノルド・アレン、5位にイリア・トプリア、6位にジョシュ・エメット、7位にカルヴィン・ケーターがランクされるフェザー級で、1位のホロウェイを倒せば再び王座戦線に返り咲く、アジアでのランキング戦だ。

 クランベリーズのゾンビの大合唱のチャンソンが先に入場。右ヒザと右足首にサポーターを着けている。続けて、ホロウェイが『WARRIOR OF LOVE』からハワイアンピープルの入場曲で予告通り、初の赤スパッツで花道に登場。

 1R、先に左右で前に出るチャンソンは左ロー、金網に詰めるが、そこに左フックを当てるホロウェイ! 身体が泳ぐチャンソンは体勢を立て直す。ホロウェイの右ローに右ストレートを合わせに行くチャンソンは右から左で飛び込む。

 左右のボディストレートのホロウェイ。チャンソンは続くローに右を狙う。追うチャンソン。ホーンに両者拳を合わせる。

 2R、ホロウェイの左から右にダウンしたチャンソン! その立ち際にホロウェイはアナコンダチョークを合わせるが、うつ伏せからシングルレッグで立ち上がるチャンソン! 右をボディ、顔面に散らすホロウェイ。後ろ蹴りも腹に突く。さらに左ハイもそこにパンチを狙うのはチャンソン。

 3R、勝負に出たチャンソン。左右ラッシュで一気に詰めて前に出ると、ホロウェイの打ち返しに効いてないと両手を広げて前に。大きな左右を打つチャンソンを下がりながら右を打ち抜いたホロウェイ! チャンソンは左で空を切りながら前のめりに倒れた。

 試合後、チャンソンは引退を表明。オープンフィンガーグローブをマットに置いた。

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