▼ライトヘビー級 5分3R
〇アンソニー・スミス(米国)37勝18敗(UFC12勝8敗)205.5
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ライアン・スパン(米国)21勝9敗(UFC7勝4敗)205
ライトヘビー級8位のスミスと、10位のスパンが対戦。両者は2年前に対戦し、スミスがパンチでダウンを奪い、バックを取ってチョークで勝利している。
1R、ともにオーソドックス構え。ムエタイスタイルのスミスは右ロー。スパンはジャブで圧力をかけ右ストレート。そこに右を返すスミス。互いに右前蹴りと蹴り返し。スミスはスパンの左の蹴りを掴んで軸足を払う。
すぐに体勢を戻すスパン。今度はスミスの蹴り足を掴んで崩しへ。しかし、逆にスミスがダブルレッグテイクダウンからマウント狙いも、スクランブルで立つスパンはサウスポー構えを見せるがオーソに戻すとスミスの右ローを被弾する。
2R、右インローを当てるスミスは右、さらに左も、その打ち終わりに飛びヒザで飛び込んだスパンにスミスが下に。インバーテッドカードから足を手繰るスミス。体を放すスパン。左目を腫らしながらスタンドで右ローを打つスミス。スパンの右の打ち終わりに左をかぶせにいく。
3R、スミスの左目のドクターチェック後、再開。右アッパー、右フックと軌道を変えて打つスパン。スミスも右ローをこつこつ突くが、互いに前手の刺し合いから左右で前進する。スミスはカーフキック。左ジャブ。そのカーフに右を入れるスパンは詰めてジャブ。ともに慎重ななか、スパンは右をヒットさせると、一瞬動きが止まったスミス。スパンは左を当てて前に。そこに右を合わせたスミス。
ともに決め手にかけた3Rの判定はスプリットに割れ、2-1(29-28×2, 28-29)でスミスが勝利した。