▼バンタム級 5分3R
〇ギャレット・アームフィールド(米国)9勝3敗(UFC1勝1敗)135ポンド
[1R 4分16秒 TKO] ※パウンド
×風間敏臣(日本)10勝4敗(UFC0勝2敗)135.5ポンド
風間は、柔術からMMAに転向し、PANCRASEを主戦場に第27回ネオブラッド・トーナメント優勝およびMVPを獲得。RTUでは1回戦で中国のマイマイチツォヘチに判定勝ちし、準決勝ではキム・ミンウの体重超過により不戦勝。決勝で中村倫也の左フックに1R TKO負けで優勝を逃すも、UFCとの契約を得た。
対するアームフィールドは、ブラジリアン柔術紫帯&テコンドー黒帯。ギルバート・バーンズを師事するサンフォードMMA所属の元FACバンタム級王者。
プロ3戦目の2019年5月のLFCで、現UFCのロニー・ローレンスに判定負けも、その後、6勝1敗の好成績で、2022年7月にUFCデビュー。オースチン・リンゴの欠場による緊急参戦のため、デビッド・オナマと階級上のフェザー級で戦い、肩固めで敗れている。
オーソからの右ミドル、近い距離で拳を伸ばし、打ち合いからテイクダウンを仕掛けるアームフィールドは、UFC前の最後の試合ではスティーブン・グラハムをシャープな右アッパーでKOに下すなど、接近戦で戦いつつも、テイクダウンからの極めはサブミッション勝利が2つと5KO・TKOに比べれば、極めが際立ってはいない。
しかし、柔術紫帯の寝技を仕掛けることも多く、風間にとっては組みを誘える展開を作って、極めて勝ちたいUFCデビュー戦だ。
風間はインタビューで、「決勝で敗戦してる時点でここにいるのがおかしいと思ってる」としつつも「それを今回見返す」と言い、柔術家でもあるアームフィールドを「“深いところに引きずり込む”」と予告した。
1R、ともにオーソドックス構え。左ボディストレート狙いのアームフィールドに遠間に立つ風間。詰めるアームフィールドに左右を被弾する。最初の組みは切られる風間。シングルレッグも切るアームフィールドが詰める。
左前手フックを突く風間だが、アームフィールドのジャブからのボディ打ち、ワンツーに真っすぐ下がる。出血し左を被弾し、ダウンするが手をつかみ脇に挟み、下から外掛けに行く風間にアームフィールドが離れる。
スタンド、なおも左右を被弾する風間。右を振り、左ローもそこに左を合わせるアームフィールドがワンツーの飛び込み! 右をもらい後方に倒れた風間にすぐにレフェリーが間入った。風間はすぐに立って戦おうとするがレフェリーに制された。
スタンドで完勝したアームフィールドは、「7歳からボクシングをやってきた、ぜったいに逃さない。とにかく、ハードな練習をすることだ!」と語った。
ギャレット・アームフィールドの強打サクレツ💥💥💥#風間敏臣
— UFC Japan (@ufc_jp) August 26, 2023
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