▼第1試合 ライト級(71.0kg)5分3R
×雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA FIGHT SPORTS GYM)9勝4敗
[1R 3分30秒 KO] ※右ストレート
〇アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア)12勝2敗
※ジョニー・ケースは練習中の怪我(右膝の半月板損傷、前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、内側側副靭帯断裂、脛骨亀裂骨折)で全治6カ月の診断を受けドクターストップで欠場
雑賀は、元PANCRASEライト級暫定王者。今回、ジョニー・ケースの負傷欠場により、緊急参戦となる。母がフィリピン人、父が日本人のハーフで、小学校6年間、和道流空手を学ぶ。25歳で格闘技を始め、アマチュアキックからMMAに。NEXUSでプロデビューし4勝1敗。DOBUITAの長岡弘樹仕込みの組みでテイクダウン耐性も強化。
2019年7月からPANCRASEに参戦するとトム・サントスをTKOに下すなど4連勝。2020年9月のPANCRASEライト級暫定王座決定戦で林源平を1R KOし、暫定王座についた。2021年12月には久米鷹介との王座統一戦で1Rにダウンを奪ったものの2Rに腕十字を極められ逆転一本負けで正規王座戴冠はならず。2022年4月にRIZINに初参戦し、ケージのTRIGGER 2ndで江藤公洋に2R TKO負け。その後はPANCRASEで松岡嵩志、シュウジ・ヤマウチをいずれも1R TKOで2連勝中。MMA9勝3敗の勝ち星すべてが1RKO決着という打撃の強さをRIZIN2戦目でも活かしてライト級戦線へ割って入るか。
対するアリ・アブドゥルカリコフは、散打ベースでMMA11勝2敗。2013年9月にロシアのREAL STEELでプロMMAデビュー後。2戦目の15年4月のM-1 Challengeでは後のUFCファイターのヨエル・アルバレスを1R 34秒スピニング・ヒール・キックでKO。
その後も7連勝をマークし、2019年7月にRIZINデビュー。川尻達也に判定負け後は、元UFCのアレクサンドル・ヤコヴレフに判定勝ちするなど4勝1敗と好成績で、約4年振りにRIZINの舞台に戻ってきた。昨年はダゲスタンで格闘技から完全引退する前のハビブ・ヌルマゴメドフとも練習を積んできたという。
1R、ともにオーソドックス構え。右フックをかすめ左ローから入るアリ。雑賀も左インロー。アリの右オーバーハンドは空振り。雑賀も左ジャブから右、さらに逆ワンツーの左を当てる。
左ジャブを突く雑賀。右ローをそこに右を当ててニータップでテイクダウンはアリ。すぐにケージまで動き立ち上がる雑賀は右ストレートを2度当てて、アリを下がらせる! しかし前に出る雑賀にフックを合わせに行くアリ。
右のバックフィストはかわした雑賀だがアリは、雑賀の左ジャブに左ジャブから素早い右ストレート! もらっ雑賀が後方にダウン! アリはパウンド1発でレフェリーが間に入った。
4年ぶりのRIZINでKO勝利したアリは「ファンの皆さん勝つことが出来ました。感謝します」と語った。
Lighting fast hands means quick work for Abdulkhalikov in his sophomore RIZIN appearance!
— RIZIN FF English (@rizin_English) April 29, 2023
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