▼第7試合 バンタム級(61.0kg)5分3R
×倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We)10勝4敗
[1R 0分27秒 KO]
〇太田 忍(パラエストラ柏)3勝2敗
リオデジャネイロ五輪男子グレコローマン59キロ級銀メダリストの太田忍と、全日本選手権グレコローマン59キロ級・60キロ級3連覇(2012~14年)の倉本一真の元レスリングエリート対決。両者はレスリング時代に全日本選手権等で3度戦い、2勝1敗で倉本が勝ち越している。
倉本は、2017年12月の修斗でプロデビュー。戦慄の連続ジャーマンスープレックスなどで7連勝で修斗世界バンタム級暫定王座決定戦に臨むも岡田遼に2R KO負けで初黒星。2020年大晦日にRIZINに初参戦し、中原太陽、加藤ケンジ、魚井フルスイングに勝利も、バンタム級GPでアラン“ヒロ”ヤマニハに判定負け。 2連勝後の2022年11月の「LANDMARK 4」では、元谷友貴に判定負けを喫している。
太田は2020年大晦日RIZINの所英男戦でMMAデビューも2R 腕十字で一本負け。2021年9月に久保優太に判定勝ちで初白星を掴むと、同年12月に祖根寿麻にも投げからがぶりヒザを駆使して2R TKO勝ちで連勝。しかし、2022年7月の「RIZIN.37」で元谷友貴に判定負けを喫した。今回の「LANDMARK 5」は初のケージ戦となる。
Well, that was something 😅
— RIZIN FF English (@rizin_English) April 29, 2023
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1R、ともにオーソドックス構え。先に右カーフは倉本。さらに右ローは空振り。ケージ背に組みに行く太田を切る倉本。
太田は右を差して前に。左を突いてから右を振る太田。そこに倉本も右を振るが、カウンターでもらったのは倉本。後方に倒れ、パウンド。レフェリーがすぐに間にが言った。
試合後、太田は、「パラエストラ柏所属の太田忍です。対戦していただいた倉本先輩、ありがとうございました。太田忍は負ける、何も出来ないだろう、という声が無茶苦茶悔しくて、今日ブッ倒す準備をしてきました。準備を手伝ってくれた鶴屋(浩)さん、扇久保さん、(鶴屋)怜、みんなのおかげだと思っています。自分はまだまだバンタム級中堅、トーナメントの上位に当たれるようにタイトルマッチが出来るように頑張ります。5月末の『ROAD TO UFC』に鶴屋怜が出ます。応援よろしくお願いします」と語った。