▼第1試合 Krushライト級 3分3R延長1R
〇岩﨑悠斗(ARROWS GYM/元J-NETWORKスーパー・ライト級王者、元S-BATTLE KICKライト級王者)
判定3-0 ※29-28×3
×三宅祐弥(Hacker GYM)
岩﨑は高校時代にK-1甲子園に出場し、プロデビュー後はJ-NETWORKスーパー・ライト級王座とS-BATTLE KICKライト級タイトルを獲得。2013年7月からKrushに参戦すると、東本央貴、佐々木大蔵、安保瑠輝也から勝利を収めた。しばらく試合から離れていたが、2022年4月にKPKB(九州プロキックボクシング)に参戦し、ダルビッシュ黒木から復活のKO勝利。同年8月のK-1ではいきなりゴンナパーに挑んだが、TKO負けを喫した。今回が再起戦。戦績は20勝(9KO)5敗2分。
三宅は6勝(3KO)1敗の好戦績をマークしている27歳。K-1 JAPAN GROUPには2021年12月のK-1から参戦し、2連勝後に昇也にKOで敗れるも、その後は2連続KO勝ちと再び勢いに乗っている。
1R、共に強い左フックを放ち、三宅はジャブ、岩﨑は前蹴り。ジャブからコンビネーションを組み立てていく三宅に、岩﨑は強い左フック。三宅は右アッパーを突き上げ、岩﨑のアゴが跳ね上がる。ブロックを固める岩﨑に飛びヒザ蹴りを放つ三宅。
2R、三宅のスナップの利いた左ハイをもらった岩﨑は左右フックで前へ出る。左ボディから左フックのダブルも。岩﨑は左ボディを狙い撃ちにし、ヒザを突き刺す。三宅は右目上をカットしてドクターチェック。再開後、左三日月でもボディを攻める岩﨑。血でふさがった三宅の右目を狙うように、ジャブを連続で突く。
3Rもジャブをどんどん突いていく岩﨑。三宅は右アッパーから左フック、そして左ボディ。闘志溢れる攻撃を繰り出す三宅だが、岩﨑の三日月、ジャブ、右インローをもらう。岩﨑のヒザ蹴りでダウンした三宅だが、これは岩﨑がつかんでのヒザだったため無効に。三宅にはインターバルが与えられ、岩﨑は減点1。
再開すると三宅は一気にラッシュ。左フックをヒットさせるもその直後に岩﨑の左フックがクリーンヒット。そして足を止めての打ち合いながらも両者頭を振って相手のパンチをかわしながら打つ。