キックボクシング
レポート

【RISE】ダークホースが来た!松本天志が逆転KOで優勝、小林愛理奈がダウンを奪いMISAKIに勝利、加藤有吾がKOで強打者対決制す、リカルド・ブラボが豪快KO勝ちでOFGマッチの対戦者を募集、那須川龍心が塚本に敗れる

2023/02/23 18:02

▼第2試合 アトム級(-46kg) 3分3R
〇小林穂夏(NEXT LEVEL渋谷)
判定3-0 ※30-28×3
×坂尻桃音(Crazy Gorilla Gym)


 小林は幼い頃から空手とキックボクシングを学び、高校・大学時代はボクシング部に所属。高校生の時には「第17回全日本女子ボクシング選手権ジュニア(高校生)の部ピン級」(2018年)で準優勝、全日本女子ジュニアランキングでも1位にランキングされていたアマチュアボクシングの強豪選手。JAPAN CUP 2022 女子-50kgトーナメントでも準優勝している。2022年10月にRISEでプロデビューし、辻井和花と好勝負を繰り広げて勝利した。今後が注目される女子ファイターだ。


 対する坂尻は空手をバックボーンに持ち、第42回K-1アマチュアのK-1チャレンジ(一般) Bクラス女子-45㎏トーナメント優勝&MVP。RISEのアマチュア大会RISE Nobaでも経験を積んできた。


 1R、サウスポーの小林は軽快なステップを踏み、坂尻が蹴りでけん制するところ鋭い踏み込みから左ストレート、左ボディを打っていく。両者とも距離が合わず、クリンチの多い展開になった。


 2R、小林は踏み込んでの左ストレート、左ボディ、つかまれると左ヒザ。前蹴りで突き放してワンツー、さらに前蹴りからワンツーと坂尻を下がらせる小林は、ロープを背負わせての連打。小林は飛び二段蹴り、後ろ廻し蹴りも見せる。坂下はミドルを蹴っていくが小林にキャッチされる。


 3R、左右フックからヒザにつなげる小林に坂尻もフックで反撃するが、回転力で小林が上回る。小林の顔面前蹴りが命中し、坂下も左右ミドルを蹴っていく。小林は左右ロングフックとサイドキックで対抗し、蹴り足はキャッチ。小林の強烈な顔面前蹴り。坂下は左ローを蹴って小林の動き止めに行く。そこへ小林が左ストレートを合わせる。小林がワンツー、左ミドルを当てたところで試合終了。


 判定3-0で小林が2勝目をマークした。初代RISEスーパーライト級王者の吉本光志からトロフィーが贈られた。

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