▼第1試合 ミニフライ級(-49kg) 3分3R
△登島優音(NEXT LEVEL渋谷/2022年Amateur RISE Nova全日本女子トーナメント-52kg級優勝)
ドロー 判定0-0 ※29-29×3
△RINA(Crazy Gorilla Gym)
夜大会の第1試合で、注目の新人選手がRISEデビューを果たす。その選手は登島優音(としま・ゆん)。王者を多数輩出した女子キックボクシングの名門NEXT LEVEL渋谷所属で今春高校生になるJKファイターだ。
アマチュアでは2022年Amateur RISE Nova全日本女子トーナメント-52kg級優勝の実績を持つが、彼女を有名にしたのは人気深夜番組『月曜から夜更かし』への出演だった。今年の元旦に放送された『月曜から夜更かし~2023元日SP』の中で、フェフ姉さんがライバルとして紹介し、スパーリングも行い、最後の女子会では「優音ちゃんの夢は何?」と聞かれて「世界に行ってベルトを獲りたい」との夢と共に「あとは歌うことが好きなので自分で作詞作曲してシンガーソングライター。自分で歌いたいなって」と歌を披露したことで話題となった。
2022年10月に『KROSS×OVER19』にて15歳の誕生日前にプロデビュー戦を行い、フェフ姉さんと2戦して2勝の宿敵Melty輝と対戦。判定勝ちを収めて白星デビューを飾った。今回が2戦目となり、RISEには初参戦でRINA(Crazy Gorilla Gym)と対戦する。
1R、RINAは左ロングフックを振りながら前へ出て登島を下がらせる。クリンチすると右フック。登島は前蹴りを出すがRINAの突進は止められず、途中連打を決める場面もあったが、RINAのパワーに押され気味。
2R、登島は前蹴りで突き飛ばしてのワンツーも、RINAはクリンチに持ち込む。登島はフットワークでRINAの突進をかわし、右ロングフックからパンチを打ちに行くがRINAは腕を巻き込むようにしてクリンチ。やや疲れが見えるRINAに登島の左フックがヒットする。
3R、登島はゴングと同時に飛び込んでの前蹴り。右フックのRINAに登島も右フックを返す。左手で首を抱えに来るRINAに登島は右腕を塞がれフックを回転させることが出来ない。RINAは左手で抱えてのクリンチアッパー。
判定は0-0でドロー。プレゼンターとして登場する予定だった初代RISE QUEENアトム級王者・寺山日葵との記念撮影で、登島は悔しさから号泣した。