▼第6試合 ウェルター級(-67.5kg) 3分3R延長1R
×青木洋輔(大和ジム/NJKFウェルター級王者、WBCウェルター級1位)
判定0-3 ※29-30×3
〇稲井良弥(TARGET/同級3位、第4代DEEP☆KICK-70kg王者)
洋輔YAMATOこと青木洋輔は地元で恐れられるワルとして少年院に入ることとなったが、キックボクシングと出会い更生し現在は名古屋の名門・大和ジムで練習を積み、2020年10月にはNJKFウェルター級王者となった。2022年3月にはRIZINに出場し、RISEランカーの憂也にTKO負け。6月にはKO勝利で王座防衛を果たしている。
稲井は2021年11月、籔中謙佑を初回KOで破り、6勝(5KO)無敗でDEEP☆KICK-70kg王座に就いた。2022年5月には無敗のまま第3代 ウェルター級(-67.5kg)王座決定戦に臨んだが、元NJKFウェルター級王者の中野椋太にKOで敗れて戴冠ならず。9月にDEEP☆KICKでKO勝ちして再起を飾ったのも束の間、10月にはモンゴルでTurbayar UzliibatにKOで敗れた。戦績は8勝(6KO)2敗。
洋輔はRISEランカーの憂也、稲井は元NJKF王者の中野にそれぞれ敗れており、それぞれ相手の団体へのリベンジマッチという形となった。
1R、前に出る青木は右フック強打、稲井は下がりながらも右ロー、左インローを蹴っていく。稲井が不用意に前蹴りを出したところへ青木が左フック。ラスト10秒で稲井も右フックを打ちに行った。
2R、青木が蹴ってくるところへ思い切り右を合わせに行く稲井。左三日月を蹴った稲井に青木は左フック強打。稲井も負けじと右フックフルスイング。稲井のワンツー、青木の左フックが交錯する。
3R、稲井が右ボディを強打すれば青木は左フックを強打。前に出る青木は右カーフを蹴り、稲井は前蹴り。稲井は後ろ蹴りを空振りすると、そのまま1回転して左フックを打つ。ハイを空振りした稲井に青木は左右フックで襲い掛かり、稲井はガードを固める。右カーフを蹴る青木に稲井は左右フックで応戦、両者右フックから左フックを返したところでヒットを奪ったのは稲井。
判定3-0で稲井が勝利し、第2代RISEスーパーライト級王者・左右田泰臣からトロフィーを贈られた。
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▼第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
×龍翔(BLACK☆Jr/同級12位)=58.10kg(600グラムオーバー)
不戦勝
〇松下竜之助(Team +1/同級17位)=57.25kg
※龍翔が計量後に体調不良となり救急搬送されドクターストップとなったため、計量を通過している松下の不戦勝となった。