キックボクシング
レポート

【RISE】ダークホースが来た!松本天志が逆転KOで優勝、小林愛理奈がダウンを奪いMISAKIに勝利、加藤有吾がKOで強打者対決制す、リカルド・ブラボが豪快KO勝ちでOFGマッチの対戦者を募集、那須川龍心が塚本に敗れる

2023/02/23 18:02

▼第8試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
〇加藤有吾(RIKIX/同級6位)
KO 2R 2分59秒 ※左フック
×京谷祐希(TEAM TEPPEN/同級9位)


 加藤は元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・石井宏樹の愛弟子でジュニア時代から石井の指導を受け、プロデビューすると持ち前の強打で頭角を現し2019年12月にWMC日本スーパーバンタム級王座を奪取。2021年1月には元山祐希と壱・センチャイジムを破って岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント優勝を果たした。2022年8月のRISE大阪大会で初参戦を果たしDEEP☆KICK王者の翔真を判定3-0で下すと、12月には大森隆之介も破りランキング入り。戦績は22勝(10KO)5敗。


 京谷は強打と当て感の良さで連戦連勝。2010年に『DEEP☆KICK』で当時無敗だった皇治に初黒星を付け、2012年6月には『Krush』で当時5戦5勝の武尊からダウンを奪った末にドクターストップでTKO勝利。2016年10月には『HOOST CUP』にて玖村修平からも勝利を収めるなど実力者ぶりを発揮した“伝説の壊し屋”。その後、怪我のため試合から離れたが2019年9月のRISEで約3年ぶりに復帰。2022年は2月に拓也にKO勝ちも8月には大森隆之介にKOで敗れた。戦績は18勝(10KO)9敗2分。今回より関東に拠点を移し、TEAM TEPPEN所属となった。


 1R、アタックをかけるのは加藤でリングを大きく使って回り込む京谷へパンチを打ちに行く。サウスポーの京谷もそれに左を返していくが、加藤が積極的に仕掛けていくのが目立つ。


 2R、回り込みながらも左のカウンターを狙う京谷。加藤は右フックからの左フック。京谷は左カーフ、左ボディを打ってワンツー。加藤も右を売って飛び込む。加藤の右ストレートに後退する京谷。すかさず左フックで畳み込む加藤だが、京谷も左を打ち返す。加藤のワンツーに組み付く京谷。ロープを背負って左ストレートを打っていくが、そこへ加藤が左フック。京谷がバッタリと倒れ、加藤の鮮やかなKO勝ちとなった。



「FLASH to CRUSH TOURNAMENT '07」優勝のTURBOからトロフィーを受け取った加藤は「RISE去年から参戦して3連勝して強い相手に勝ってきてるので、そろそろ王者とやらせてください。王者強いけれどお話しください」とタイトルマッチをアピールした。

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