▼RTU決勝:フライ級 5分3R
〇パク・ヒョンソン(韓国)8勝0敗(UFC0勝0敗)124.5lbs/56.47kg
[3R 3分11秒 リアネイキドチョーク]
×チェ・ソングク(韓国)6勝2敗(UFC0勝0敗)125.5lbs/56.93kg
※ヒョンソンが優勝、UFCと契約
ヒョンソンはデビュー以来無敗の7連勝。うち6戦でフィニッシュ勝利している。前戦の準決勝では、トップノーイを1R リアネイキドチョークで極めている。
対するソングクもキャリアは7戦と浅いが、現在5連勝中。準決勝では、コンテンダーズ・シリーズにも出場(エリソン・フェレイラに判定負け)したチウ・ランに判定勝ちで決勝進出を決めている。
ソングクのセコンドには“コリアンゾンビ”ジョン・チャンソン
1R、ともにオーソドックス構え。ソングクの右ハイは遠い。ヒョンソンの右ローも空振りの遠い間合い。ヒョンソンは左インロー。続く蹴り足を掴んでソングクは右を振ってヒョンソンを押し倒す。中腰のソングクに、下から足を蹴り上げるヒョンソン。
ブレーク。左ローを打つヒョンソンに、右ミドルはソングク。ヒョンソンも右ローを返すが、ソングクは右カーフを踏み込んで当てる。ヒョンソンの右ハーフにソングクは右ストレートを合わせに行く。
2R、中央を取り圧力をかけて左ストレートを打ち込むソングク。ヒョンソンの左ローを掴んで右ストレートを打ち込み、ダウンを奪うと上に。インサイドガードからパウンドもヒョンソンはケースを背に立ち上がり。
スタンド。逆に圧力をかけるヒョンソンは右を振ると、ソングクが手数で左右。右で差して押し込むが、突き放すヒョンソンは左右で前に。ワンツーの右を打ち込むが、それを掻い潜り組むのはソングク。離れ際に右を振る。かわしたヒョンソンが詰めてブザー。
3R、接戦の最終回。ヒョンソンのわんつーを回ってかわすソングクは右カーフ。さらにシングルレッグも切るヒョンソン。左ジャブの打ち終わりに組むソングクに差し返したヒョンソンがヒザを突き、スタンドバックから持ち上げてソングクにマットに手を着かすと、スタンドバックに。4の字ロックからリアネイキドチョークを狙うと、ヒザを着いたソングクの身体を伸ばし、左右の手を入れ替えてリアネイキドチョークを極めてタップを奪った。
RTUフライ級で優勝し、8戦全勝でUFC入りを決めたヒョンソンは、オクタゴンのなかで「フィニッシュを狙っていた。オールラウンダーの相手に対応できるようにゲームプランを立ててきた」「睡眠時間が4時間だったので、