▼RTU決勝:フェザー級 5分3R
〇リー・ジョンヨン(韓国)10勝1敗(UFC1勝0敗)145lbs/65.77kg
[判定2-1] ※29-28×2, 27-30
×イー・ジャー(中国)21勝4敗(UFC0勝1敗)145.5lbs/66.00kg
※ジョンヨンが優勝、UFCと契約
27歳でMMA9勝3敗、現在6連勝中かつ3連続1ラウンドフィニッシュのジョンヨン。前戦の準決勝では、中国のルーカイを右のショートで1R 42秒でKOに下している。
26歳のイー・ジャーは1回戦でSASUKE=佐須啓祐(MASTER JAPAN)に1R リアネイキドチョークで一本勝ち。ジャーのボディロックテイクダウンに右手をマットに着いたSASUKEが負傷後に極めた形だが、20勝3敗のレコードが示す身体の強さは折り紙付きで、ここ4年間は風間に敗れたマイマイチツォヘチに2R TKO負け以外、黒星はない。準決勝では、松嶋こよみとの接戦を制している。
1R、ジョンヨンの詰めての右に、ジャーは右で差して組みに。金網に押し込みダブルレッグに切り替えると、ジョンヨンはアームロック狙い。それを両足をクラッチして持ち上げテイクダウンはジャー。
立ち上がるジョンヨンのスタンドバックにつき、右足をかけると正対したジョンヨンにシングルレッグへ。足を抜き体を入れ替えるジョンヨンをなおも回して金網に押し返すジャー。いったん背負い投げを狙うが、残されると、なおも押し込みヒジを突き、ジョンヨンの押し返しにダブルレッグ。しかしこれを切るジョンヨンの詰めに右アッパーはジャー。
2R、詰めてダブルレッグテイクダウンはジャー。立ち上がり際にバックを狙うが、離れ際に右を当てるのはジョンヨン! しかし、ジャーは1R同様に力を使いシングルレッグへ。これをヒザ蹴りを入れて突き放したジョンヨン。
ジャーはスーパーマンパンチもかわしたジョンヨンは、ジャーの入りに右アッパー。テイクダウン狙いをがぶり切る。しかし詰めたところでジャーはダブルレッグテイクダウン! ジョンヨンは下から腕十字狙い。これをかわしたジャーに軽く蹴り上げを当ててしまい、注意。スタンド再開。ジョンヨンはジャブでジャーの入りを止める。
3R、打撃で圧力をかけるジョンヨン。ジャーは右ストレートを伸ばして右アッパー、さらにダブルレッグへ。突き放すジョンヨン。なおも左で差して金網に押し込むジャー。これを突き放すジョンヨンは右アッパーから左ストレート! 組みに来たジャーはスクランブルからバックを狙いに行くが、前に落としたジョンヨンが上に。腕十字に入るが、腕を抜いたジャーが上を取って腰を抱いて押し込み。ジョンヨンが上半身を金網に立てると、立ち際にジャーが回してブザー。
判定は2-1(29-28×2, 27-30)と割れ、ジョンヨンがフェザー級優勝でUFC入りを決め、「プランは、韓国人コナー・マクレガーになることだ!
#UFCVegas68 Official Result: JeongYeong Lee (29-28, 29-28) defeats Yi Zha (30-27) by Split Decision
— UFC News (@UFCNews) February 5, 2023