▼フライ級 5分3R
〇平良達郎(日本)13勝0敗(UFC3勝0敗)125.5lbs/56.93kg
[1R 4分20秒 腕ひしぎ三角固め]
×ヘスス・アギラー(メキシコ)8勝2敗(UFC0勝1敗)125lbs/56.70kg
本戦のプレリミナリーでは、今回で3度目のUFC出場となる平良がヘスス・アギラー(メキシコ・8勝1敗)と対戦する。
23歳でプロMMA12勝無敗を誇る平良は、2022年2月にUFCとの契約を結ぶと、5月にカルロス・カンデラリオに判定勝ち。10月にCJ・ヴェルガラに腕十字で一本勝ちとオクタゴンで2連勝中。
UFC3戦目に向けて、プロ選手が増えて充実した沖縄で調整し、試合1週間前にラスベガス入り。「試合まであと3日。体も少しづつ馴染んできました。そして自分は第1試合、当日はやったります!!」と意気込みを記している。
平良が戦うアギラーは、コンテンダーシリーズ上がりでUFCデビュー戦。8勝中6つの一本勝ちを誇り、うち5勝をギロチンチョークで極めるという“ギロチン王”だが、平良は、「対戦相手はUFCのデビュー戦なので、甘い世界じゃないっていうのを逆に僕が教える立場だと思ってます。今年はベルトに絡めるような選手に成長します。日本を背負って、思いっきり戦ってきます」と、完勝してフライ級で上位に立つとコメントしている。
1R、ともにオーソドックス構え。アギラーはいきなり右カーフキック! バランスを崩した平良に左ミドルも。それをブロックした平良はシングルレッグテイクダウンへ。そのテイクダウンに得意のギロチンチョークを仕掛けたアギラー!
クローズドに入らず、左足は対角に抜けている平良だが、首は抜けず。右手を外したアギラー。平良は左で枕に巻き、左肩で圧力をかけて首を抜き、パスガード!
マウントを取る平良はハイマウントから三角絞めへ! 左手を三角の中に入れているアギラーに対し、足を三角に組んだまま右腕を腕十字に極めてタップを奪った。
勝利の瞬間に平良に笑顔は無し。戦績を13勝無敗とした平良は、松根代表とハグをかわすとようやく安堵の表情。岡田遼と「苦しいときもありました。抱える力が強かったです」と言葉をかわした。
試合後のケージの中でのマイケル・ビスピンのインタビューに平良は、「ギロチンで抱えられてびっくりしちゃいまいした。僕が上を取って極められない選手はいません。もっと上に行きます! 押忍。アイラブユー、サンキュー! ありがとうございます。日本の皆さん、勝てました」と上位陣に宣戦布告。
放送席に戻ったビスピンは「技術的に完璧な選手。相手のギロチンにまったく慌てていなかった。彼にセットされたら、もうタップするしかない」と絶賛した。
平良達郎 @tatsurotaira 💪💪💪💪💪💪#UFCVegas68 pic.twitter.com/tMjB5BAGl8
— UFC Japan (@ufc_jp) February 5, 2023
バックステージで平良は「ギロチン(チョーク)
"Honestly, it doesn't really matter if I get in the rankings or not but I do feel like I can win against ranked opponents."
— UFC News (@UFCNews) February 5, 2023
Tatsuro Taira (@TatsuroTaira) continues his winning streak at #UFCVegas68 🔊🆙:
【中止】
▼女子フライ級 5分3R
キム・ジヨン(韓国)9勝6敗(UFC3勝6敗)125.5lbs/56.93kg
マンディ・ブーム(ドイツ)7勝2敗(UFC0勝2敗)125.5lbs/56.93kg
※ブームの体調不良により、直前で試合中止に。