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2022/10/23 19:10

ソングクがグランド+ヒット&アウェイ判定勝利し5連勝

▼ROAD TO UFCフライ級トーナメント準決勝 5分3R
×チウ・ラン(中国)16勝8敗  126lbs/57.15kg
[判定0-3]
〇チェ・ソングク(韓国)5勝1敗 126lbs/57.15kg

 16勝8敗の戦績で昨年11月にはコンテンダーズ・シリーズにも出場(エリソン・フェレイラに判定負け)のチウ・ランとキャリアは6戦と浅いが、現在4連勝中と好調のソングクの対戦。

 1R、サウスポーのランにオーソのソングク、互いに前手を伸ばして距離を取る中で左のミドル、ハイと長い蹴りはラン。ソングクも細かくステップを踏みつつ右ミドルを飛ばす。遠い距離を保ちつつタイミングを見て飛び込み、打ち終わりにはすぐ離れるソングクはタックルも見せつつ、前に来たランに右ストレートのカウンターを当てる。左ミドルに右ストレートで組み立てるランだがソングクはそこにタックルを合わせ、脇をくぐってバックに飛び乗る。だがランは四つん這いとなり前へ落とす。

 2R、ケージ中央を取りジリジリと詰めていくラン。入って来たソングクにショートの右を合わせる。ソングクは四つで組み付くとケージに押し込み、外掛けでテイクダウン、後ろを見せて逃げてきたランのバックに付きチョークを狙うがランは1Rと同じように前へ落として脱出。しかしソングクはまたも四つですぐにテイクダウン。今度はハーフでガッチリと抑えるとパスしてクルシフィックスを取りに行くがこれは逃げるラン。インサイドガードからパウンドを落とすソングクは逃げるランのバックに付きチョーク狙い、外れてマウントとなるとパウンドで攻め込む。

 3R、ランのノーモーションの右がソングクの顔面にヒット。ソングクはフェイントを多用して揺さぶっていくが手数はあまり出ない。タックルで組み付いて離れ際に右を当てるソングクは遠間からインロー。サイドキックも見せるランは左ハイ、左ストレートを狙うが、ソングクはやや流しに入ったか打撃とタックルを混ぜてヒットアンドアウェイを続ける。

 ビッグヒットは無く試合終了となり、判定は3者とも29-28でソングク。序盤のリードを活かして危なげなく勝利をものにした。

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