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【RIZIN】平本蓮が弥益ドミネーターを空手&ケージDFでドミネートし判定勝ち、鈴木千裕が今成越え、元谷が倉本と大激闘、SARAMIが魂のテイクダウンでラーラを下す、中村が征矢に競り勝つ。青井が怪物くんを、ヤマニハが河村を完封、久保が禊のTKO勝ち

2022/11/06 12:11

▼第2試合 バンタム級(61.0kg)5分3R
×魚井フルスイング(和術慧舟会HEARTS)
[2R 4分13秒 TKO] ※左ストレート→鉄槌

〇ヤン・ジヨン(韓国)


 魚井は、修斗で加藤ケンジをKOに降すなど、4連勝で2019年6月にRIZINデビューを果たした。初戦ではカナ・ハヤットとの打撃戦を3R TKOで制するも、以降、修斗3連敗、RIZINでも元谷友貴に一本負けで、4連敗を喫したが、2021年11月の『TRIGGER 1st』で獅庵に1R TKO勝ち。再起を果たした。しかし、2022年3月の前戦『LANDMARK vol.2』では、空手&レスリングの伊藤空也に判定負け。5月の『LANDMARK vol.3』には金太郎戦が流れた倉本の相手として、緊急参戦を決めたが判定で敗れている。


 ジヨンは、普段は済州島で農業を営んでいるが、ひとたびリングに上がると別人のように鋭い打撃を繰り出すことから“コリアン・プレデター”という異名を持つ。バックボーンはキックボクシングで、大韓キックボクシングで11勝1敗の戦績を誇り、Korea WAKO王者に輝いた。サウスポーからの攻撃を得意とし、20年10月のARCでは1Rにハン・ミンヒョンに左ストレート、ハイキックを当て、倒れたところに最後は追撃を浴びせKO勝利。その実力が認められ、2021年7月より『ROAD FC』のナンバーシリーズに進出すると、5月大会では3R中盤にギロチンチョークによる一本勝ちを収めている。7月の沖縄大会で朝倉海との対戦が決まっていたが、朝倉の欠場で昇侍と対戦。リアネイキドチョークで勝利を収めている。今回が2度目の参戦。


 1R、ともにサウスポー構え。詰めるのはヤン。魚井は左ロー。左回りに。プレッシャーをかけるヤンは右を突くが、そこに魚井の左フックがかすめる。そのまま組み付くヤン。


 クラッチは組めないなか魚井が左で差すとブレーク。フェイントから前手の右を振った魚井! 顔をかすめたヤンは効いたか後退、魚井は若干見合いながら左も振る。しかし、ヤンはダブルレッグで魚井に尻を着かせるとスタンドバックにつくもゴング。


 1R、ともにサウスポー構え。詰めるのはヤン。魚井は左ロー。左回りに。プレッシャーをかけるヤンは右を突くが、そこに魚井の左フックがかすめる。そのまま組み付くヤン。


 クラッチは組めないなか魚井が左で差すとブレーク。フェイントから右を振った魚井! かすめたヤンは後退、魚井は若干見合いながら左も。しかし、ヤンはダブルレッグで魚井に尻を着かせるとスタンドバックにつく。


 2R、じりじり詰めるヤンはワンツーの左をガード上に当てる。さらに左も組んで押し込み。首相撲にとらえてヒジを張りスペースを作る魚井はヤンを剥がす。


 上下にフェイントをかける魚井は再び右を振ると、左カーフをヒット。さらに左カーフ。目線でもフェイントをかける魚井にヤンは手数が減る。魚井の左の飛び込みをかわしたヤンは左ハイもかわす魚井。


 ワンツーの左の打ち下ろしはヤン。スイッチしながら詰めるヤンは右から左のワンツー! 右をカウンターで突こうとした魚井はダウン。鉄槌連打で試合が決まった。


 朝倉海がケージサイドで観戦するなか、ジヨンは「12月のRIZINにぜひ僕を呼んでください」と大晦日参戦をアピールした。

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