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【UFC】パリ燃ゆ! 初開催で地元ガーヌがトゥイバサの右にダウン喫するも逆転KO勝ち! ミドル級1位ウィテカーが2位ヴェットーリに完封勝ち、元PFLマゴメドフが19秒TKO勝ち! 元GLORYのジアムが地元で激勝! KINGレイナ下したエッガーが一本勝ち

2022/09/04 01:09

▼フェザー級 5分3R
〇ナサニエル・ウッド(英国)19勝5敗(UFC6勝2敗)146lbs/66.22kg
[判定3-0] ※30-27×2, 29-28
×シャルル・ジョーデイン(カナダ)13勝6敗(UFC4勝5敗1分)145.5lbs/66.00kg

 フェザー級。カナダのジョーデインはUFC4勝4敗1分と五分の戦績。アンドレ・イーウェルに判定勝ち後、ランド・ヴァンナタにギロチンチョークで一本勝ちも、2022年7月にシェイン・バーゴスにマジョリティ判定負け。

 英国のウッドはUFC5勝2敗で、うち4勝2敗はバンタム級でのもの。2020年10月にケシー・ケニーに判定負け後、2022年7月のチャールズ・ロサ戦でフェザー級転向。判定勝ちを収めている。

 GSPが見守るなか1R、オーソドックス構えのウッドから前に。サウスポー構えのジョーデインとの首相撲から小外がけテイクダウンはウッド。腰を抱くウッドに、下のジョーデインは金網まで這い、背中を見せながら立ち上がり。そこにスタンドバックにつこうとするウッドだが、正対したジョーデインが左ミドル、左テンカオ! 左ローを放つが、そこにウッドはカウンターの右! 後退するジョーデインだが立て直し、ジャブ・ロー。そこにウッドもローを返すと、右ストレート、右前蹴りを当てて前に出る。

 2R、右前蹴りの打ち終わり後のジョーデインのラッシュをかわすウッド。ジョーデインは右の蹴りもウッドの前進にバランスを崩して下に。すぐに立ち上がる。

 左フックはジョーデイン。しかしガード固め近づくウッドは右の足払い気味のロー。そのガードの下から左右を突き上げるジョーデインだが、組んでのこかしはウッド!

 下のジョーデインの左手を右手で後ろ手に掴もうとするが、そこはジョーデインが右でヒジを突く。膠着にブーイングでブレーク。

 首相撲から右アッパー連打はジョーデイン。さらに左フック。頭をつけてのボクシングの打ち合いという珍しい形から左右アッパーはジョーデイン。一転、組んでのこかしはジョーデイン! しかしすぐに立ち上がるウッドが今度は投げるもジョーデインがすぐに立ち上がる。

 3R、グローブタッチ。ガード高く右前蹴りを突くウッド。互いに近づくとムエタイさながらの首相撲ヒザ。こかしはウッド! 亀から立とうとするジョーデインを押さえつけようとするウッド。その背中につこうとするウッドだが正対するジョーデイン。そこにヒジはウッド。ヒザを突くジョーデインだが、ウッドは要所要所でコカシを決める。

 立ち上がるジョーデインに首相撲はウッド。ジョーデインはダーティーボクシングでアッパー、左ヒザを突く。押し込むウッドにバックフィストを見せるジョーデイン。

 かわすウッドは前蹴り、右をヒット。しかしジョーデインも下がらず右フックを当てると跳びヒザで前に。残り5秒でウッドが足払いでこかしてブザー。判定は3-0(30-27×2, 29-28)でウッドがフェザー級で連勝。ブラッド・ピケットコーチとともに勝利を喜んだ。

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