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レポート

【UFC】パリ燃ゆ! 初開催で地元ガーヌがトゥイバサの右にダウン喫するも逆転KO勝ち! ミドル級1位ウィテカーが2位ヴェットーリに完封勝ち、元PFLマゴメドフが19秒TKO勝ち! 元GLORYのジアムが地元で激勝! KINGレイナ下したエッガーが一本勝ち

2022/09/04 01:09

【メインカード】

▼ミドル級 5分3R
〇ナッソーディン・イマヴォフ(フランス)12勝3敗(UFC4勝1敗)186lbs/84.37kg
[判定3-0] ※29-28×2, 30-2
7
×ホアキン・バックリー(米国)15勝5敗(UFC5勝3敗)186lbs/84.37kg

 ミドル級12位のイマヴォフは、MMA11勝3敗でUFC3勝1敗。2020年10月にUFCデビューし、ジョーダン・ウイリアムスに判定勝ちも、フィル・ハウズにマジョリティ判定負け。しかし、2021年7月にイアン・ハイニッシュにTKO勝ちすると、11月にも11位のエドメン・シャバージアンクルスフィックスからのヒジ打ちでTKO勝ちしランキング入りを果たした。ダゲスタン出身のフランス在住で、シリル・ガーヌと同じMMA Factory所属。

 バックリーはMMA15勝4敗でUFC5勝2敗。アグレッシブな左右と高い身体能力を活かした蹴り技も際立つ。現在3連勝中で、アントニオ・アローヨにTKO勝ちすると、アブドゥル・ラザック・アルハッサンにスプリット判定化h氏。2022年6月の前戦でアルベルト・デュラエフに2R終了TKO勝ちしている。

 1R、オーソドックスで半身気味のイマヴォフは長身から圧力。サウスポー構えで出入りのバックリー。イマヴォフの詰めを掻い潜り胴に組み付き、金網に押し込むが、突き放すイマヴォフ。

 イマヴォフの右前蹴りにマウスピースがフッ飛ぶバックリー。レフェリーの戻しにすぐに詰めるイマヴォフにブーイング。イマヴォフは再び右の前蹴り。左ローを掴まれて金網に下がるバックリー。そこに右ヒジを狙うイマヴォフが追う。サークリングするバックリー。

 詰めるイマヴォフは右ヒジ狙い。それを突き放したバックリーは遠間からダブルレッグもがぶるイマヴォフがマウントに。パウンドもブザー。

 2R、左右で詰めて左を振るバックリー。しかしイマヴォフは右の打ち下ろし。イマヴォフの左をダックして右に潜るバックリー。そこにイマヴォフの左手が目に入り中断も再開。

 ワンツーから左ミドルに繋ぐバックリー。追うイマヴォフを押し返し、左右の連打で右を当て返すバックリー。しかし、その入りにイマヴォフも右を当て返す。バックリーの打ち返しの動きにカウンターのダブルレッグテイクダウンはイマヴォフ!

 背中を見せて立ち上がろうとするバックリーのバックに回るイマヴォフは右腕を巻いてリアネイキドチョークへ。パームトゥパームも極め切れず、今度は左腕でリアネイキドチョーク、フェイスロックでスクイーズするが、バックリーは凌ぐ。

 3R、ガードを下げて近づくイマヴォフに、アッパーを当てて入るバックリー。しかし脇を潜り、組んでスタンドバックのイマヴォフに正対するバックリー。左右で詰めるが、そこにイマヴォフは右アッパーを突き上げる。構わず、前進を続けるイマヴォフ。

 バックリーは手数を止めずワンツーで前に。そこにダブルレッグのイマヴォフだが、切るバックリーは左右ボディから顔面へ。

 イマヴォフのダブルレッグを切り、その立ち際にヒザを突くなど、アグレッシブに攻める。右を返すイマヴォフだが単発。バックリーは左フックを当てて猛攻! しかしイマヴォフもさばいてゴング。判定は3-0(29-28×2, 30-27)でイマヴォフが勝利。

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